



これ、ずいぶん前にも書いたんですけど、
ヴァカンスって長期休暇で、長く住まいを離れてのんびりする人がほとんどで、
私たちも、この休みばかりの雰囲気に慣れてきて、
とはいえ、今 旦那は激務中で、
今回彼は夏休み無しになってしまったため、予定を大幅に変更して、
私と息子だけで静養してるわけです。
夫のように、フランス人が休まず働くなんて、普通だったらありえませんので、
彼は周囲からドン引きされてます(笑)。
私としては、旦那の有無に関わらず
家事しない、子ども一緒だけど育児しない、
こりゃ天国じゃ~
ありがたや~

PC持って来てないので、
さて、本題へ。
トキソプラズマでは、子どもに重篤な症状が出るのは、
母親の感染時期とも関係があると言われていたりして、
まだまだ研究途中なんだなって毎回思います。
これから下記、少し遡りながら、産後から現在 2歳過ぎる今までの
【自宅にて、お薬など】
~3ヶ月までは薬(ほぼ毎日)、
搾乳したミルクに混ぜて哺乳瓶であげてました。
週3回のくらいのモノや、隔日朝だけとか、2.3種類あったかな…
随分忘れてしまいましたが、曜日別のお薬表を作ってました。
生まれた時から、薬を与えることが辛くて、
それもこれも100%私のせいなわけだから、
当時はもう申し訳ないし、可哀想だし、時間は戻せないし、
とにかく私も良く泣いたな~(笑)
そういえば、
最初の頃、薬を2度変えてもらいました。
1度目は吐き出すことが多かったから変えてもらいました。
身体に合わないのかな?と感じました。
2度目は、あまりにも飲ませるのに苦労したので、
飲ませる回数を減らすために薬をかえました。
というのも、シッターさんからだと薬入りの搾乳したおっぱいを哺乳瓶で飲むのも全く問題ないのに、
(生後3ヶ月半からヨガの仕事に復帰しており、週数回シッターさんにお願いしてます)
私がいると、哺乳瓶は絶対受け付けてくれなくて、
おっぱい直 でないと駄目だったの。
夫に手伝ってもらわないと
薬を飲ませるのに苦労しました。
当初は日によりますが、朝夕二回飲ませるのもあって、
結局 言われた分の2/3くらいしか飲ませられてなかった気がします。
絶対ダメなことだけど、最終的には吐いちゃうし、飲まないしで仕方がなかった…。
【病院への診察頻度】
私たちの場合は、経過は問題なく、
9ヶ月くらいからかな…病院に行く回数も
3ヶ月に1回になり、
薬も無くなり、
1歳半~は半年に1回になってます。
さらに今後は一年に一回まで減るらしい。
ただし、眼科の先生からは、トキソプラズマのカシス先生の診察が
一年に一回になったとしても、半年に一回、眼科の診察だけは継続した方が良いと言われており、
従うつもりです。
【2人目以降はどうなるの?】
今 妊娠18週ですが、2人目はトキソプラズマの問題ありません。
一度感染し、私も薬を飲んで治癒したので、もう抗体を私自身が持てています。
怪我の功名とでもいいましょうか、、
最初の血液検査以降、抗体を持っているので
気持ちとしては複雑ですが、
【生まれた後の赤ちゃんも感染するの?】
まずは、うちの子のように
母体から胎盤を通じてのみ赤ちゃんが感染します。
だから無事生まれてしまえば、トキソプラズマに関しては心配も要らないし、
トキソプラズマの子と仲良くしても
とにかく妊娠中の母だけが気を付けなければなりません。
普段は知らないうちに感染しても、自ら治癒でき、その場合、抗体を持てるそうです。
(私の場合は、お腹の赤ちゃんに移行する前に一刻も早く蹴散らすため薬を飲みました。結局、子どもには移行してしまいましたが)
とにかく、お腹の中で人間(=赤ちゃん)が形成中に、
これが妊娠時期と重篤なケースの相関関係に結びついてると
トキソプラズマに関しては
そもそもどういったものなのか、
感染経緯や私自身の産後のことなど
色々と書いてきました。
誤解の無いよう、ご興味のある方は先にそれらを是非ご一読下さい。
タイトルにしていないところでも触れてたりしますので。
さて、それらを受けての我が家の今の現状と
これまでのケアをざっくりと書いていきたいと思います。
息子は、2歳になりました。
めっちゃ元気です

正直、トキソプラズマのことを忘れてしまう時があるくらい。
男の子だしバイリンガルのため、"言葉が遅くなる"
とは言われてましたが、うちの場合は周りと比べて早いと感じます。
食事も1人で上手に食べるようになったりしたのもかなり早かったし、
9ヶ月くらいの時には、既にレストランに行っても大人しく座って一緒にご飯が出来るくらいでした。
(もちろん 離乳食のお弁当持参で)
今はスプーン、フォークを使い分け、なんとなくナイフも使わせてます。(ナイフを使いこなすのはまだまだ無理だけど)
病気もほとんどしない。
熱は今までに2回しか出したことありません。
とにかく上はほんの一例で、
視覚に関しても色の判別も問題ないし、
今は色を使って物の形容が日仏両方の言語で出来るようになってます。
そのため、今のところは脳や目の異常は特に感じられません。
自慢のように聞こえるかもしれませんが、
私としては、
今の毎日の成長に日々 ホッとしながら生活してます。
それでも
フランスでは13.14歳くらいまで
毎年検査をしなければならないみたいです。
「この先まだまだ長いなぁ…」て思います。
診察の手順は前にも書きましたが
眼球裏に原虫が住処を持ち、
それらが悪さをしないかをチェックするのが先ず大事。
悪さをすると、目だけでなく脳に悪さをする場合が多く、
それにはまず目に兆候が出るそうです。
だから診察はまず目の検査で、眼科に行きます。
視覚や充血を見るのではないのですが、色々と目ん玉をチェックされます。
眼科医の診断結果を持って
トキソプラズマの専門医(小児科)の診察には向かいます。
私たちの場合の先生は、
小児眼科の権威
トキソプラズマの第一人者的 小児科医の権威
いずれも、ヨーロッパの中心都市、医療先進国だけに、色々とあやかってます。
先生の詳細は前に述べた通り。
※ただし、現在眼科の先生は病床についていらっしゃるそうで、春から診療再開予定のため、
今はネカー病院の眼科にうかがってます。
※産後の診察はPMIでしていましたが、今は6区のネカーに移りました。
初めの内は、眼科、小児科の同日予約は難しく、
近い日程で 眼科→診察
となるように2日に分けて動くので、
大変でした。
診察の頻度などの経緯はまた次回 書きますね。
さて、最近では、
"ほぼ問題はない"と言われているようで、
(ネカーでは9ヶ月が一つの区切りと言われました)
そのための検証も勧められているみたいですが、
結果が出るのはかなり先になるでしょうね。
そういえば被験者にならないかと打診されたこともあったな…
前そのことも書いたような…。
赤ちゃんって話せないから、目以外でなにかサインがあっても分からないもんね。
そういった意味でトキソプラズマに限らず、病気って怖いし、必要以上に心配になります。
とにかく、医療の発展に期待してます。
日本にも存在するトキソプラズマですし、
なにか日本での治療とか、日本でのトキソプラズマに関する情報とか知りたいな。
次回は、診察の頻度や自宅どの薬のこと、
今 私は妊娠中ですが、2人目の赤ちゃんは大丈夫なの?
などなど書いていこうと思います!

)

。パリは朝夕の冷え方が秋を感じさせるようになりました。
今8月はもう街にも人はいないし
馴染みのお店もレストランもみんな休み。
私も来週から8月末までパリを離れます。
実はこの夏、あの有名人の方や、前職関係の方など
プライベートなご旅行のお手伝いをさせていただきましたが
レストランの予約には手間取りました。
私が人にお勧めできるレストランの8割はこの時期お休み。
もっというと、素敵なセレクトショップとかもお休み…。
パリに夏来るのなら、6月最終週から7月の3週目までです。
それ以外は、観光客とスリしかいない。
ハイシーズンの今なら儲け時!
という考えはこちらにはありません。
そんなパリでも
写真にすると、綺麗な場所もございます。
そんな2枚を。
近くの公園での青空図書館。
夏の間 みんな無料で本がのんびり読めます。
老若男女、子供たちはボランティアの方が読み聞かせもしてくれるから
私は気に入っています。
そしてパンテオン。空いているからなんかいつもより素敵に見えます。
さて、わたくし
現在、第二子妊娠で17週とちょっと。
長男出産からたった2年なのにも関わらず、すでに
「大きく変わったな」
と思ったことが一つありました。
それが ダウン症の検査。
……と、大きくうたったものの…、
ベースは変わりません。
最初の検査は前にも説明したとおりです。
(興味のある方は前の記事を見てください!)
フランスは、12週のエコグラフィーと
ダウン症の検査を伴う血液検査も行い、
その(ダウン症の子供の)出産確率を出すのが義務になっています。
そして、その結果を見て、断念すると決めた場合の費用も国負担。
という国です。
検査の結果の表示も同じような感じで
(私の検査の詳細や結果も画像で見せてしまってますので
ご興味がある方は前の記事を見てください)
ここまでは前回同様。
日本でもこのダウン症の検査に関する、
著名人のブログやTwitterでの発言が
物議をかもし出しているのも知っていますが、
フランスは、こういった選択を
フランスで生む人間「全員」に
12週で必ず問いかける国であるということです。
そのため、知人友人仕事関係に伝えるのも12週の結果を待って
言う人がほとんど。。ということもこれまで書いてきました。
ただ数字を見せられてそれで選択を迫られるわけですので
必ず、倫理では駄目なことを知っていても
自分の人生、家族の人生として、自分主観での選択をしなければなりません。
私はこのことに関してとやかく私の意見を言うつもりはありません。
ただ、(フランスって) 「そういう国」 ということです。
さて、変わったことというのは、、、、
このダウン症の検査方法はほぼ変わりませんが、
もしも確率が 250分の1 以上だった場合(このあたりの説明も前の記事で)
これまでは 羊水検査 だったわけですが
それが無くなりましたっ!!
日本では、まだこれ費用はかかりますが、
やってますよね…。
ここフランスでは、
羊水検査は妊婦と赤ちゃんへの負担が高く
別の危険性があるということで、無くなりました。。。。
これ聞くとちょっと怖いでしょ。。。。。
では 何に変わったのか。
血液検査になりました。
それで、判るんだそうです。
本当に最近の血液検査ってすごいですよね…。
お金さえあれば、癌もなんもかんも血液検査で判っちゃうご時勢…。
ただし、まだその血液検査も研究開発段階で
一般に国保でまかなえる段階にはきていないそうです。
(準備してからの以降という考えはフランスにはないのですな…笑
ま、そもそも第二段階までのケアまでこれまで通り国がすべきなのか
が決まってないみたい)
そのため、第二段階まで進みたい人(確実なところを知りたい人)は
検査がいきなり実費になります。(あくまでも今現在の話です)
それが 大体700euro適度。(2014年夏現在)
しかも今現在一般に提供しているのが、
パリ郊外にあるアメリカンホスピタルのみ。
これは出産費用は無料のフランスではとっても大きな費用です。
ヨーロッパ最大の小児病院 パリにあるネカー病院
(以前の記事でも触れてますが)
こちらでも今被験者を募集中ですが、
もちろん担当の産科医の紹介が必要ですし
どんな医師でも紹介してくれるわけでもありません。
私の場合は、確率が高かった場合はその選択肢もあるし
紹介もできるといわれました
(ただし、確実に無料被験者になれるかはその時によると言われつつ)
というわけで、結構大きい違いな気がしたので、
復活第一弾はこのことに触れてみました。
おそらくこの2.3年でまた状況は変わるでしょう。
では36歳(生むときは37歳)の高齢出産になる私の
今回の結果(=確率) がどうだったのか、
前回と比べてどうだったのか。
などなど、前回同様次の機会にお見せしようとおもいます!
まだ生まれて間もない赤ちゃんを連れてフランスにいらっしゃった方etc





