白いファンベールを自分で染めたり、ショップにオーダーしたり
私がファンベールを手に入れる方法は色々ですが
良さげなものがあればフリマアプリを使うこともあります。
が、これまでに何本か購入して思ったのは
「質の悪さに気づいていない」方が多いということ。
教室で他にファンベールを持っている方がいても
お互いに比べることがないのかもしれませんが
180度開かない扇子が多い!
生地がたわんでいて、それを均等に並んでいない中骨に貼っているので
親骨が引っ張られて180度開かない状態なのですが
一応お聞きしてみると「気づきませんでした」という方ばかり。
中骨が縦に裂けたままの扇子
要ではなく曲げた針金を留め具にしている扇子←10年くらい前の扇子に多い
骨が細く、薄く、しなり過ぎる扇子
生徒さんのファンベールを見させてもらうと
こういうのを使っている方も多いです。
中には国内で「プロ御用達」を謳っているものもありますし
購入価格を聞くとビックリするほど高価なものもあります。
が、そういうのでもシルクの質が良いか、扇子として問題なく使えるかというと疑問
ただ、染めは綺麗だったりするので染色にかかった人件費と考えればねぇ。。。納得?
スタジオ単位で購入しても、肝心の先生が良し悪しを判断できないと
生徒さんは使いづらいファンベールが「普通」だと思っちゃう。
できないのを道具のせいにしちゃいけないと思いますが
使いづらい道具があるのは事実で、それは練習の妨げになります。
使いやすい、使いづらいは個人の好みもありますが
扇子が開き切らない、骨の厚みが十分でなくしなるというのはそれ以前の問題。
高価なもの、国内のショップで販売されているものなら安心というわけではないので
どうすれば良いんだっていう話になりますが
最低でも、身近な人のファンベールと比べてみるのはおすすめです。
何本もファンベールを揃える人はそうそういないと思いますが
自分に合うものを探すには、色々と使ってみるのが一番!
私は、色々なタイプのファンベールを持っていますが
シルクの質、骨の重みなどなど総合的に判断して
一番使いやすいなぁと思うのはA'kai SIlks
最初は「重いな」と思いましたが、慣れたらシルクの重みもちょうど良く
何よりもよくあるストッキングの伝線みたいな引き攣れがほぼゼロ
5年くらい使い倒しても中骨に当たる部分が少し破れたかな程度で
当時の生徒さんに綺麗な状態でお譲りすることができました。
何かの参考になれば。