1万8千本の竹灯籠。
お盆の8月13日に廃校になった新潟県関川村の土沢小学校の庭園と学校の敷地内を通る旧米沢街道に1万8千本の竹灯籠を灯し、地域の人たちと共にご先祖様の御霊を迎える行事に参加することが出来ました。
「上土沢竹灯籠の会」は、平均年齢65歳10名で5年前から竹灯籠を作り様々なイベントで空間を盛り上げる活動をされています。

第1回「竹灯籠迎え火」は2000本
第2回からは支援者も増え5000本の竹灯籠
第3回は竹灯籠1万本に挑戦し、旧土沢小学校の庭園に面影を残す旧米沢街道を見事に再現され、昨年2018年よりクラウドファンディングを通してさらに素晴らしい竹灯籠を展開されています。
資金のほとんどは、「上土沢竹灯籠の会」の皆さまが個人個人で出し合い、不足の経費を皆で助け合おう!という心から、毎回の特設会場ステージでのコンサート、音響、照明は全てボランティア!
そしてこの活動を引っ張ってこられた
篠笛奏者 田村優子さん(写真)

田村優子さんとの出会いから、このように素敵なご縁を頂き、お会いしてまだ2度目にも関わらず、この素敵なステージにて共演をさせて頂きました☆
樹齢300年とも言われる
優子さんの素敵な篠笛の音色に鍵盤ハーモニカアンデスの二重奏♪
満月に近い、輝く月の光に照らされながら幻想的なステージとなりました!

入院中の7月9日、ミューザ川崎にて優子さんとの出会い。
優子さんの篠笛の音色は、心の奥深くに響き、もっと演奏を聴きたい!!という気持ちでいっぱいになりました。
そして教えて頂きました1万8千本の竹灯篭☆

たくさんの旅人を迎え、見送ってこられた旧米沢街道を蘇らせ
一年に一度
一夜限りのこの場所、この時
過去の困難を乗り越えた先人達に
想いを寄せ
現在の幸せに感謝し
未来を担う若者達に思いを託す
あなたは誰に思いを託しますか?
(2018年PR You Tubeより引用)

半年がかりの準備、実行委員会の皆さま、連日の暑さも重なり、かなりお痩せになったことも伺いました。
ボランティアの皆さま、学生さんも、本当に多くの方々の思いが詰まった1日。
お疲れ様!と早朝からの疲れも40度に迫る暑さも越えた感動の乾杯のお席にも優子さんのお心遣いより参加させて頂きました!

鍵盤ハーモニカという形で初めてこのような舞台に立たせて頂くことが出来るとは夢にも思っていませんでした。
前日の12日に、まさか・・・・の訃報に眠れぬ夜を過ごしましたが、2019年のお盆に、このように参加させて頂くことが出来たのは、優子さんを通したご縁にほかならないと思っています。
帰りの駅まで階段があると常にそばで見ていてくれたこと、本当に嬉しかったです!そして弟さんとの仲良しな姿、心から感動しました☆
これからは毎年お盆に、関川村の竹灯篭へ伺いたい、と心が申しております。
お世話になりました全ての皆さまに心より御礼申し上げます。
優子さん、本当にありがとうございました♡