昨日の検査から一日たって、ようやくお腹の痛みはなくなりました。
昨日はよほどお腹が痛かったのか、一部、覚えていなかったこともあって、自分でもびっくりしています。
今まで、胃カメラ、バリウム検査、手術は変形性股関節症にて左右両足の手術をしてきました。
一番痛く、長い治療はやはり、変形性股関節症にて左右両足の手術。
その次が昨日の検査でした・・・・
近年、年に数回、猛烈な腹痛があり、その都度、なんの薬を飲めばこの痛みが和らぐのか、どうしたらこのような突然の腹痛にならないのか、分からないでいました。
そこで今回、きちんと検査をしてみようと決めたのです。
検査の予約をして、前日は食事制限もありました。
検査をスムーズに受けられるよう、前日の食事は本当に工夫しましたので、
昨日の午前中は、2リットル飲まなくてはならない下剤を1.5リットルでクリアできました。
バリウムも、下剤も、本当に苦手で、人一倍飲むのが遅いので、前日の食事の工夫は大正解でした。
(発表会の打ち上げに行けなかったことだけが残念でした)
10人中、3番目に次の検査へ進めたのですが、その検査の前に
CDではなく、”CT"の検査がありました。
そのCTの検査でアレルギー反応(発作?)を起こしてしまったんです。
本当に一瞬の出来事でした。
CTの造影剤も初めてでしたので、言われるがまま。
覚えているのは、急にくしゃみがとまらなくなって、あとは呼吸が苦しくなりました。
鼻水が両方の鼻につまってしまったような感覚で、息ができにくく、声もかすれました。
顔が赤くはれ上がり、目も充血していたようです。
すぐに、専門の先生が駆けつけて、緊急処置を。
筋肉注射を数回受けたのはぼんやり覚えています。
そのおかげで、症状はおさまったのですが、すぐに歩くと危険ということから、車いすで移動。
そして、点滴を受けました。
いつもは低い血圧も、珍しく上がっていたせいか、点滴を受けながらいつの間にか眠ってしまいました。
今後、このお薬は使用しないよう、何度も説明を受けました。
もし、私の記憶がない時に、処置される場合も考えて、お財布にこのお薬の名前を書いて入れておくように言われました。
このような万に一の症状が考えられる事から、検査前には家族の同意書や、付添が必要なんだな、と身をもって体験しました。
本当に、何が起きるか、人それぞれのようです。
このような事情から、次の検査が大きく遅れてしまいました。
そして、次の検査がさらに辛く・・・・
午前中、一緒に薬を飲んだ方が、
”胃カメラよりもずっとラクでいたくなんかないわよ”
と聞いていたので、すっかり信じていた私・・・
とんでもない!!!
腸が超・超・超痛く、もちろんお腹も痛く
”痛い!痛い!いた~い!!!!”
とか
”先生痛い!もうやめて~!”
とか、とにかく叫んでしまいました・・・
こんなに叫んだのは人生でも初めてのような気がします・・・・
とにかく痛くて、次第に声もでなくなりました。
そんな中、冷静な先生は、
”自分の写真、見てみませんか”
と。
すぐには見れませんでしたが、自分が今検査している映像が見れました。
最初は冷静に見ることができませんでしたが、次第に
この細かい血管や、細胞や、粘膜など、常に私のために一生懸命働いて、頑張っているんだな、と思うようになったんです。
幸い、ポリープもなく、検査は終了しました。
ですが、私は人一倍、痛みに敏感という事が分かりました。
この検査で、こんなに痛がるのは珍しいそうです
きっと忘れなれない患者になったことでしょう・・・
でも唯一、この検査の最中、CDがかかっていたのが嬉しかったです。
先生が好きなのか、ユーミンのCDでした。
看護師さんに、私のCDも是非聞いて下さい♪
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検査の後は、再び点滴をしました。
まだまだお腹が痛く、腰をかがめないと歩けないほどでした。
家族と一緒に帰宅し、あとの記憶はぼんやりしています。
本当に痛い検査でしたが、人生で初めて、腸が空っぽという状態を体験し、そのおかげで2キロ減りました。
すぐに戻ってしまうかもしれませんが、自分の腸が、毎日どれだけ頑張っているかを知ることもできました。
精神的に弱い私は、悲しい事や不安がすぐに食欲へ直結。
自分で自分を苦しめていたのかもしれません。
今回の検査から、自分の弱点を改めて認識して、健康面でも、音楽面でも、より良い形に変えていきたいと心から思っています。
検査の結果は2週間後です。
追伸
検査疲れか、今日は微熱もあり、いろいろなご連絡が遅れています。
明日には回復しそうなので、どうかお許し下さいませ。