館山へ

天気予報で、春らしい天気、春らしい天気って皆んなして言うので、私の頭の中はお花畑で、ウキウキしながらライダース着て外に出たら、えっ。。。寒いんですけど。。。

私の頭の中では、もうポッカポカで汗ばむ〜〜〜を、想像していたのですが。

そういや花見🌸の時期って、夜とかクッソ寒いじゃんね。。。

今日も街行く人達、ダウン着てる人沢山いるし。。。

一旦家に戻る予定だったので、コートに着替えていざ高速バスで館山へ

今回の発表会には、牧バレエ団の菊地君、清瀧君、坂爪君が出演しておりまして、お手伝いに来ております。

ちょっぴり舞台裏のお話を。

裏方のお手伝いはメイクだけではなく、結構ドキドキすることがあります

時には不可能でしょーーと思われる時間での衣装の早替えも。

もちろん楽屋に戻って着替える時間なんてありませんから早替えと言うのであって、舞台袖でお着替え。

着替え用の衝立とか小屋が用意できない場合は、仕方ないので女子も男子も普通にそこでお着替え。

裏方さんも慣れてますから、誰も何とも思いません。

本当に時間が無い時は、１つのミスも許されないので緊張します

早替え前に、次に着るお衣装や髪飾りやヘアピンが全て用意されているか、しつこいほどにチェック

女性の場合は頭飾りもありますから、外すのも、特に付けるときは踊っている時にとれるなんてことが無いように、ピンを差せるだけさします

1人を、3人がかりで着替えさせるなんてこともよくあります。

3人がかりの時は、大抵イリュージョン並みの早さを求められる時です 笑

イリュージョンは、トゥシューズの履き替えなしで、袖に引っ込んでから次に舞台に出るまでが40秒くらいですかね。

その間に、髪飾りや縦ロールもなどを付けたり外したりして、衣装チェンジを行います。

リハーサル、ゲネプロと2回練習できると、本番では更にスピードアップ出来るので、マジでイリュージョン並みです

完璧な支度で再び舞台に送り出せると、ホットします

発表会の場合はお手伝いしてもらえますが、

バレエ団の公演では、女性たちはだいたい出演しているダンサー同士で早替えをしてるので、例えばくるみ割り人形のプロローグでお客様をやっていた子が1幕の雪の精になる場合は。。。プロローグから1幕までは続きますので。。。

パーティーシーンから、優雅に袖に入って来た瞬間、ドレスの裾をたくし上げヒールでダッシュ

着替え場所に待機してくれている仲間のところへ一目散

仲間達はパーティーシーンには出ていないので、すでに雪の精のいでたち。

そこに、お人形のお衣装を着てる子も混じっていたりするので、着替えを手伝ってくれている子達のお衣装もワサワサしながら、誰が誰に変身中なのかよく分からない状態で、しばしワサワサワサワサしてると、ハーイ出来上がり

そして、息つく暇もなく、パーティーに来ていたママさんが雪の精となって舞台に出て行きます。

そういえば私、随分前にバレエ団の地方公演で、くるみ割り人形でまさかの、4役やったことあります。 笑

プロローグは男の子→🐭ネズミ→１幕は雪の精

2幕はチャイナ。

移動公演の場合は、小さな子供を連れて行けない&最小人数で行きますので、小柄な団員が男の子や女の子、ネズミをやります

早替えのために廊下をダッシュして、着替えて着替えて、あんなに息が切れたまま雪の精を踊ったことありませんでしたがいい思い出です

それでは、明日の朝本番へ向けてサポート頑張りまーす

高速バスから見える、ベタベタなお台場の写真と共にお届けしました

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