皆さんこんにちは!

モンテッソーリ小学校を開校したい!と言っていますが、どんなものなの?
どんな特徴があるの?
 
と思われる方も多いかと思いますので、少しずつご紹介していきますね!
 

モンテッソーリ小学校と通常の小学校の違い。

①:異年齢のクラス

まず一番最初にお伝えしたい特徴としまして、最大6歳~12歳までの異年齢のクラス編成!ということです。

 

これはかなり大きな違いですよね。なぜなら通常は、同じ学年、同じ年の子ども達が一つのクラスに集まっていますから。

 

モンテッソーリ教育ではそのようなクラスの分け方はしません。

 

パターンとしては、2つあります。

 

➀6-9歳、9-12歳という低学年高学年の2つのクラスに分ける場合(こちらの方が多いと思います。)

 

(モンテッソーリ・ファームの子ども達)

 

②6-12歳が一つのクラス(先生によってはこっちがよい!もっとダイナミックに活動ができる!と考える人もいます。)

 

モンテとは 異年齢 12.5

(イラスト:あべようこ)

 

ですから、最低でも3学年をまたいでいるクラスは、ワイワイガヤガヤ、という雰囲気の集団です。まだ幼稚園からやっとあがってきたような、ふんわりとした小さな子どももいれば、大人と同じような体格に近い子どもまで様々な子ども達がいます。

 

小さな子どもは、お兄さんお姉さんに憧れて一緒に活動をすることもありますし、大きな子どもは責任感をもって下の子のお手本になったり、たすけたりするなどの役割を果たします。

 

じゃあ、どうやって一緒に活動をするのか?と思いますよね。もちろん、数とか幾何とかは子どもの理解のレベル別に、グループが変わってくる場合もあります。

 

でも例えばリサーチとか実験とかでは、小さな子どもには「じゃあここにこんな絵を描いて、色を塗ってね」と大きい子どもが頼み、大きい子どもは「じゃあ私たたちは図書館で借りてきた本から必要な情報を書くからね」等と役割分担をすることができます。

(モンテッソーリ・ファームの子ども達)

 

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もちろん、全員一斉に同じ時間に同じことをするわけではないので、先生は一人ひとりをよく見て、それぞれの子どもの学びを計画しなくてはいけないので、大変(やりがい満載びっくりマーク)ではありますが。子ども達は同年齢の中で比べられることはありません。

 

年齢を超えて友情を育んだり、協力し合ってもよい。まるで本当の社会ですね。

 

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今日もお読みいただきありがとうございました!
 
日本の子ども達のために、「ひらけ!モンテッソーリ小学校」
あべようこ