先日読了の1冊📕
※若干ネタバレかも※
『死は望むところ』深町秋生 著
今年最初の1冊がようこの大好きな
馳星周さんの『雪炎』から始まりましたが
20代の頃に馳星周さんにハマり
しばらく読んでなかった時にハマった
ようこ的には、もう1人の
🏴ノワール小説の旗手🏴
『ダブル』でどハマりした
(単行本、文庫本と2回読んだ)
深町秋生さんの作品を
今年の2発目に選んで読んでみた👀
前回の馳星周さんのは
昔よりちょいと丸くなったかのような…
なんて書きましたが
深町秋生さんのは…
今までの作品より、エグさ爆裂です💢
バンバン人が死にます👉
お話の主人公かと思ってたら
途中でいなくなってしまいます😭
でもね、やっぱり好き❤️深町作品😉👍
登場人物がそれぞれに
自身の確固たる信念を貫いていて
愛する人を亡くした悲しみを内に秘めながら
異常なまでの復讐心を抱き
自分の命など、なんら惜しむことなく
むしろ死闘を喜ぶかのように
不敵な笑みを浮かべつつ
相手とともに地獄へ落ちることをも
ものともしない。
まさに、『死は望むところ‼️』
復讐の方法や
この世に蔓延る悪を抹消するにしても
そのやり方が決して正しいとは思えないけど
心から愛した人を見るも無惨な姿で
しかも、目の前で殺されてしまったら
この世に生きる意味も
見出せなくなってしまう気持ちは
痛いほど理解できる。
そんな絶望的な状況の中でも
残された者同士に生まれた
信頼関係や絆は、少なからず
未来への希望に繋がればよいな…と。
深町作品は、全部ではないけど
文庫化してるものはあらかた
制覇してるはずなんだけど
その中でもかなりお気に入りの
作品となりました😊🤟