新年最初の1冊📖
『雪炎』馳星周 著
日本中が大寒波に見舞われている
このさなかになんてどんぴしゃな
タイトルなことか(笑)
もちろん偶然ですが…
ストーリーはこんな感じで
原発の利権がらみ
馳星周作品は、ようこが
『暗黒小説(ノワール小説)』
という分野にハマるきっかけを作って
くれたんですよね
まあ、ひいては読書そのものを
好きにさせてくれたというか。
初期の作品はすべてお友達から借りて
単行本で読んでおりました。
どれを読んでも
馳星周という作家さんの独特の言い回しが
そこらじゅうに散りばめられていて
でもその表現がある種すごく的確で
頭の中にくっきりと情景が浮かぶんよね。
正直、ハッピーエンドなどとは縁遠く
救いようのない切なさが残るんだけど
どういうわけか、その世界観に
惹かれてしまったわけですわ❤️
でも最近は、ちょっとどぎつい表現は
減ってきてる感じかな?
人間がちょいと丸くなったかのような(笑)
今回の作品では、主人公の愛馬が
なかなかよい感じでストーリーの
アクセントになっていて
ラスト近くでは重要な役割を。
そのお馬さんの描写が
驚くほど躍動感に溢れ
疾走感が手に取るようにわかり
清々しい気持ちになれましたよ。
(お話自体は全然清々しくない😂)
これまた、ようこの大好きな
映画のひとつになっております
というわけで、今年の読書始めは
大好きな作家さんの作品から👆
もっともっと読書はしたいんだけど
うまく時間をやりくりして
今年もよい作品に出会えるよう
楽しんでいきたいと思います😉👍