毎年お盆に お坊さんが
わざわざ岡山から みえる
父のお仏壇を 隅々までキレイに磨き上げた
小さなお膳にのせるための 料理も作り お団子も 果物も お花も 茄子も きゅうりも みな
完璧に 整えました 
午前１０時の到着予定ですが １時間前には準備ＯＫ
案の定９時１０分には 来られました
ご挨拶から すべての工程を１時間ほどで 終えて帰って行かれました
暑い中 本当にご苦労様でした
そして その夜出来事です
話は少し戻って
１月ほど前に 母がいつもはめている１８金の指輪が無い
と言い出しました
朝新聞を読んでいる時に 何気なく右手から左手に 差し替えたのは 覚えているけど
夜になって 気が付いたら 無くなっていたと言うのです
高価な物ではありませんが 長年している愛着のある物で 私がプレゼントしたのです
その日は何処にも外出していないし 家の中の何処かにあるだろうと思って
掃除する時など 注意していたのに 見つかりませんでした
出てこないねと母も諦めかけていたんだけど お寺さんが帰った日の夜
浴室で何気にシャンプー台の中にキラリと光る物が目に入り「アラ？｣と手に取ると
指輪だったのです
実は仏壇をお掃除しながら 「ねえお父さん お母さんの指輪が出てこないの 見つかるといいのに｣
とお願いしたのです だから私はビックリして 裸で飛び出して 「お母さん指輪あったよ！！｣
と母の元へ､ 大喜びした母は 浴室の何処にあったか また浴室まで見に来て確認
「こんなとこに・・・｣と感激していました
まだ迎え火を焚く前なのに お父さんありがとう
これからも 見守っていてね
