ありがとうございます。
本当に私が一番びっくりしています。
今回1位に予想されていたメンバーはみんなグループのセンターを任されているメンバーたちで、きっと私にはかり知れないプレッシャーとたくさん戦ってきたメンバーばかりだったと思います。
その点私はまったく最初から期待されずデビューのスタートから3年以上劇場公演の一番後ろの端っこがポジションだったりだとか、ストレスフリー、プレッシャー無しでここまでやってきました。
だからこそここまで来られたんだと思いますが、こうしてステージの一番端っこからスタートした私でも、よじ登ってくればこんなに高いところまで来られるんだってことを、これから頑張ろうと思っているメンバーたちに証明することが出来たらいいなと思って、今回私は一位を目指すと言わせてもらいました。
一位には届かなかったけど、ずっと追いかけてきた背中である一期生の珠理奈さんにライバルだって言ってもらえるようになったりだとか、メンバーからちょっとずつ頼りにしてもえるようになったりだとか本当に嬉しいです。
だから、ステージのはじっこに今いるメンバーも、握手会は今は列が短いっていう子も、ブスだっていわれても、運営から推されなくたって、こうやって上がることだってできるんだ。
覚悟さえ決めれば、ちゃんとファンの方はその覚悟に気づいて、ついてきて応援してくれるんだってことを、ちょっとはメンバーに感じてもらえてたら嬉しいです。
この一年で私はみなさんに頂いた順位を活かしながら、なぜこのルックスでここまで上がってきたんだという世間のみなさんの疑問を糧に、たくさんのメディアに出演させてもらいました。
テレビだったり雑誌だったり、ほんとうにラッキーなやつだなと私は思います。
でも、そのメディアに出演させて頂く中で感じたことが、気づいたことがあります。
それは、世間のみなさんは私たちが思っている以上に48グループに興味がないということです。
こんなにもみなさんが熱く応援してくれるのに、こんな私でもみてくれる心の清い人たちがいるのに、なんでこんなにも伝わらないんだろうってもどかしくて。
いい順位だといって番組の方に興味をもってもらっても、あなたはなにができますか?何を伝えられますか?ということを常に問いかけられ、求められます。
その連続で、しかも私の8年以上のこのグループでのストーリーは10秒のダイジェストにまとめられ、本当にまだまだだなって思います。
でも今こそメンバーひとりひとりがが自分の武器、自分自身をもっと武器にして、個性を出していって48グループの旗を掲げて戦っていく時だと思います。
メンバーひとりひとり自分の個性を出していくことを恐れずに、弱いところを恐れずに、頑張っていけたらいいなと思います。本当にありがとうございます。
最後に司会の徳光和夫さんに「何歳までアイドル?」と聞かれ、あかりん曰く「できたら30まで」と笑顔で答えスピーチを終えました♪
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