こんにちは！
年齢を言い訳にせず
挑戦できる自分に変わる
エネルギーマネジメントの桜井謡子です
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普段、何も反応がない
何も理解しないとされる認知症の患者さんが
目の前にいたとします
ある方法でケアをすると
わずかな時間で
問いかけに反応したり
言葉を発したりするそうです
魔法のようだと思いませんか？
でも、そのある方法は魔法なんかじゃなく
誰もが学んで実践すればできる
具体的なスキルだそうです
そのある方法とは
「ユマニチュード」
フランスで生まれた認知症ケアの1つで
ケアを必要とする人の”人間らしさ”を尊重し、
それを伝えるための哲学と技術、とのこと
具体的には、
「見る」「話す」「触れる」「立つ」という
人間の持つ特性に働きかけることによって、
ケアを行う人は常に
「あなたは大切な存在です」
「あなたのことを大切に思っています」
というメッセージを
ケアを必要とする人に発信し続けます
新聞でこの「ユマニチュード」についての
記事を読んで
以前、知り合いの看護師の方から
実践した現場の話を聞いたことを
思い出しました
そして印象的だったのが
患者さんの腕を取るにしても
『触れる』と『つかむ』は違うし
患者さんをただ見るのではなくて
患者さんの視野に入って
相手からも見てもらうようにするのよ
と言っていたことです
反応が返ってこない患者さんには
自分がしているケアの内容を
実況中継するそうです
いったいどうして？？？
と思うのですが
言葉を通じて
このケアの本質にある
「あなたは大切な存在です」
「あなたのことを大切に思っています」
というメッセージを伝えているんですね
たとえ反応が返ってこなくても
相手の存在を認めるために
話をするんですよね
この本質って
反抗期の子どもに対しても
しこりのある親やパートナーにでも
職場でムカつく
同僚や上司・部下に対しても
同じかもしれない
コミュニケーションがかみ合わないと
相手に対して
「どうせ理解できない」
「言っても無駄」
「放っておけばいい」
そんな気持ちになりがち
すると
目を合わせなくなったり
避けるような態度をとったりして
心の距離は離れたまま
気がそれて
エネルギーが奪われていってしまいます
そんな時こそ
「態度はムカつくけど、
あなたは大切な存在」
「干渉はしないけど、
あなたのことは大切に思っているよ」
こう思えれば
多少の距離ができたって
伝わるものはあると思うのです
なぜなら
人は誰だって
「あなたは大切な存在です」
「あなたのことを大切に思っています」
と承認されたいと思うから
早速、息子たちに伝えてみたら
長男はハグする前に逃げていき
次男は
「なんかセミナー受けたん？」
って聞いてきた（笑）
でも、
そのあと長男はやたら話しかけてくるし
二人とも嬉しそうに笑っていたから
きっと気持ちは伝わったはず
にしても、長男よ
今日宣言した
社会の課題がまだ終わってないゾ
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今日も最後まで読んでくださり
ありがとうございます^^