内定率100%に近づける面接対策⑳
最初の質問のテーマは以下から選ぶと無難です。
・ 社長の創業した思い
・ 商品に対するこだわり
・ 仕事で成果を残す重要なポイント
・ サービスや商品を購入しているお客様の声
・ 社長の将来ビジョン(どうしていきたいのか)
・ 優秀な社員とそうでない社員は何が違うのか
・ 経営理念に込められた思い
・ 仕事でもっとも面白いポイントは
でも、ここで注意が必要なのは質問の仕方と態度です。
「御社の商品に対するこだわりを教えてください」
こういうそっけない聴き方はだめです。
なぜなら準備をしてきたのに、その準備が
全く質問にいかされていないからです。
以下のような質問の仕方ならベストです。
「HPを拝見し、女性に特化した化粧品で、
かつ原材料の仕入れ先を限定するなど、
非常に商品に思い入れを入れてらっしゃると思いますが、
御社の商品に対するこだわりはどんなものかを
教えて頂いてもよろしいでしょうか!! ↑↑」
テンションをあげて聞きましょう。
加えて、枕詞を必ずつけましょう。
内定率100%に近づける面接対策⑲
■ 質問を広げる方法
よく数十個も質問を用意して、
1つ1つ聞く人がいます。これはダメ。
それよりも1つの質問を大きく広げる方法が効果的です。
そのためには、1番最初の質問が大事です。
相手が答えたくて、自分の印象も上がる質問を用意してください。
大事なのでもう一度
相手が答えたくて、自分の印象も上がる質問を用意してください。
くわえて、YES、NOで終わる質問にしないこと、
一言で終了する質問にしないことも大事です。
×「御社の業績は昨年と比較して伸びているのですか」 → 「はい」
○ 「御社の業績が昨年と比較して25%伸びた
もっとも大きな要因は何なんですか」→たくさん話す
というように、気をつけてみてください。
内定率100%に近づける面接対策⑱
昨日の続きです。
ネガティブな質問、これを以下のように
質問を変換してみたらどうでしょうか。
「御社はAという商品が看板商品でよく店頭で見かけます。
これからもこのAという商品の売上高や販売高を
もっともっと伸ばしていくために、何か工夫など
されているのですか」
採用担当の心の声
「よく勉強しているな。また視点もなかなかいいぞ。
よししっかり話してあげよう」
聞きたい答えは同じなのに、
受け手の感じ方は180度かわります。
同じ答えを引き出すにしても、
質問をポジティブにするだけで得られる情報と
与える印象に大きな差があることを
知っておいてください。
内定率100%に近づける面接対策⑰
最初の方の面接で、しない方が良い質問
というのがあります。
①「教育制度はどうなっていますか」
②「福利厚生はどうなっていますか」
③「ネガティブな質問」
です。③は分かりづらいと思うので解説します。
たとえば、
「御社はAという商品が競合会社のBという会社と比べ、
価格も性能の面でも勝っている要素が少ないと思うのですが、
その辺はどのように解消するのですか」
採用担当の心の声
「決めつけるなよなぁ・・・。嫌味な聞き方をするなぁ。
鋭いけど、扱いづらそうだ」
こういう、印象をもたれがちです。
この質問は、「商品の差別化をこれからどのように
進めていくかを知りたい」という意図としては、
非常にいい質問です。
では、どのように質問していけば良いでしょうか。
明日に続きます。
内定率100%に近づける面接対策⑯
■ 何か質問はある? からの展開は非常に大事
よく、
「HPを拝見したり、別の社員の方から
よく話をうかがったので質問はありません」
という方がいます。
これではだめです。
なぜなら質問する力は会話能力、想像力が必要となる
ビジネスで重要な力だからです。
ここで準備が生きてきます。
仮説が事実とどう食い違ったのかを
どんどん確認していけばいいのです。
そうすることで、会社の理解も深まるし、
相手も鋭い質問をする学生という事で好印象になります。
この質問から評価を一変させる展開は多くの事例があります。