学校から帰宅した娘。

今日もまた、

私の顔をみるなり「最低!」といい、

いつものようにバッグを床に叩きつけました。

 

 

すぐに宿題にとりかかりますが、

教科書をバンバンっと机に叩きつけたり、ペンを投げたり・・・・。

「チッ」と舌打ち。

「クソッむかっむかっ」「うざっむかっむかっ

それはそれは荒々しく、怒りの感情を行動に出しています。

 

今日の私はその娘の

荒々しい行動をみても

不思議とイライラやモヤモヤを感じなかったのです。

何かあったんだね。

話してごらん。

不思議なくらい、フラットでいられました。

娘の感情は娘のもの。

 

 

 

 

普段なら、その行動をとった娘に

速攻レッドカード!

 

「その態度、何?ハッハッ

「舌打ちなんて最低。下品。」

「怒りをまき散らすの、やめてよねメラメラこっちまで不快になるでしょ」

 

 

親にとっての不快な状況(娘の言動)を

速攻で抑え込みにかかっていました。

 

 

 

 

もし、この場面で

私が抑え込み行動にでると、娘はどう感じるでしょう?

 

 

私のせいで母は不快になった。

私が怒りを表出すると母は怒る。

私は怒りの感情を感じてはいけない。

そんな感情を感じる自分って醜いな、

やっぱ私って最低だよな。

 

 

そんなことを考えるかもしれません。

摂食障害の子どもは

もともと自己否定が強いですしね。

 

 

子どもの心がホッと緩むのは

親がどんな姿勢でいるときでしょうか?

 

 

母は、どんな自分でも許して受け入れてくれる。

どんなに醜い自分でも

優しく見守ってくれる。

 

私は怒りを感じてもいい。

怒りを行動にだしてもいい。

母は私の感情を

いつでも止めてくれるから。

 

子どもがこんなふうに感じることができると、

徐々に自己否定を手放せていけるでしょう。

 

 

娘のどんな行動も、

娘のどんな感情も、

ノージャッジで受け止めるには、

 

 

私がまず、

どんな自分の行動も

どんな自分の感情も、

 

そうだよね、そう感じるの、当然だよ。

そう感じてもいいんだよ。

だからそうしたんだね、わかったよ。

 

どんな感情を感じていい。

自分の感情を否定しない。

自分の感情を大切に扱うこと。

これをやってみました。

時間はかかりましたが、

効果があったと感じています。

 

 

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

大切なあなたへ届きますように