2年前 小学5年生のときに
娘は拒食症を発症しました。
入院した当初は
感情をだすことがなかった娘。
最初は
脳の萎縮のため、思いを言語化できないのだと思っていました。
医師からもそのような説明をうけました
次第に
母親である私に
感情を表出することをあきらめたように思えてきました
きっと私が拒食症に気づくずっとずっと前から
娘は
自分の感情をだすことを禁止していたのです
入院して 栄養を注入されてしばらくすると
徐々に思いを語るようになりました
でもそれは
私に対する 謝罪の言葉ばかりでした
「ママ、ごめんね」
「ママがお仕事頑張っているのに
私、入院したりして。」
「ばかだよね。」
「迷惑かけてホントにごめん。」
泣きながら話す娘。
入院し、トイレ以外は部屋から出ることを禁止されていた娘
唯一許可されていたのは
ベッドサイドに設置されたテレビ。
テレビを見るためのTVカードを購入して渡しましたが
「いらない、もったいないよ
私のことにお金つかうなんて
しないで」
大好きだったイッテQも
みなくていいって。
平気だよって。
11歳の子どもが
こんなにも自分を押し殺し
罪悪感を言葉にするとは・・・。
このあと
コーチアヤコさんのカウンセリングを受けはじめ
娘の発言の意味を
初めて理解することになります