寒さもピーク

ここを乗り切れば
春が来る。

そんなこの頃ですね。



日本海側の雪の多い地域の皆様
いまとても大変なことですね。


テレビのニュースでも
大変な様子をみました。

降雪の地域に暮らすお友達が、
ここまで雪が積もるなんて
珍しいことで
さすがにこれは毎日大変だと
思わずこぼすほど。。。


心からお見舞い申し上げます。



こんな時、
ちょっとホッとできるような
話題をご提供できるといいなと思って

そうだ
紅茶のお話しを
久しぶりにしてみよう

と思い立ちました。



今日は紅茶のことを
書いてみます。


宜しかったらお付き合い
ください。
 



さて今日は、お家にある
ティーバッグの紅茶を

誰もがプロが淹れたような
絶品の一杯にするコツ
お伝えします。


パトアシュの紅茶講座では、

帰ったらすぐにやってみよう

そう言っていただける
大人気メニューでした。


香り立つ、
茶葉の旨みを十分引き出した、
コクがある紅茶を
お家にあるティーバッグで
淹れられます。


そして淹れたて熱々の紅茶で
身体もポカポカと
温まります。




さて、では淹れ方です。

ポイントをわかりやすく
お伝えします。

ポイントはたったの3つです。




まず、ポイントひとつめ。


マグカップは温める。

マグカップは、冬場は氷のように冷たく冷えています。
そこにお湯を注ぐと、お湯の温度は下がってしまいます。

どのぐらい下がると思われますか?


5度ぐらい?と思われますか。

7度とか、8度とか、かな。


100度のお湯が
冷たいマグカップに注ぐと、
それだけで
約10〜20度も下がってしまうのです。

{5C01C81A-261A-4F20-A098-004C712C9B4A}



紅茶の茶葉は、
100度のお湯の中で
紅茶本来の旨みや甘みが抽出されます。


マグカップの中で
お湯の温度が下がってしまったら。。。


ティーバッグの紅茶のお味が
出切らない状態になっています。


温度が落ちたお湯では
ティーバッグの紅茶の美味しさを
十分ひきだせない、のです。


ですから、
マグカップは温めましょう
ということがポイントのひとつめです。


やり方はカンタン。
一杯分より少し多めにお湯を沸かして、
まずちょっとだけ
そのお湯を使って
マグカップを温めれば良いのです。

マグカップの半分くらいのお湯で
十分です。
すぐにマグカップは温まりますから、
そのお湯は捨てて、
次に紅茶のためのお湯を注いでください。





そして、ポイントの2つめです。

ティーバッグはお湯を注いだあとから
沈める。


ティーバッグを
マグカップに入れて
紅茶を飲もうと思ったら、

先にティーバッグを入れておいて、
そこにお湯を注ぐと思います。

が、
ティーバッグの中の茶葉を
十分開かせたかったら、
これはNGな方法なのです。


ティーバッグの上からお湯を注ぐと
茶葉全体に均等に
お湯が浸透しにくくなるためです。


ちょっとした順番の違いで、
紅茶のお味が
大きく変わります。


試してみてください。

まずはマグカップにお湯を注ぐ、
という順番です。

それからそこに
ティーバッグを沈めるように入れます。


{1FB4340E-9B82-4AC4-969C-F2B0311975B5}




そして、ポイントの3つめです。


ティーバッグは、3分蒸らす。



マグカップにティーバッグを
沈めました。

さて、次にやることは
なんでしょう。


マグカップに蓋をするのです。

香りを閉じ込めるためです。

蓋は、小皿など、何でも良いので、
キッチンにあるものを利用してください。


その蓋をした状態で、3分蒸らします。


なぜ3分かというと、
紅茶の茶葉の旨みとか、
茶葉本来の甘味とかは、
お湯に浸かって3分経って、
やっとお湯に出てくるからです。

最低3分待たないと
美味しさが出切らない、のです。


紅茶の茶葉は、
お湯に浸かると
真っ先に色が出てきます。

マグカップの中の紅茶をみていると
そうですよね。

それで、
ティーバッグから味も出たんだな

と錯覚してしまいますが、
本当の美味しい味がでるまでには
3分かかるのです。

紅茶の苦味やエグ味が
出ないかな。
という心配はご無用です。

3分後には
コクと旨味のある
香り豊かな紅茶が
出来上がります。

ポイントの3つめは、
マグカップに蓋をし、
3分待ってよく蒸らすことでした。


3分は、タイマーをセットして
計ると良いと思います。

1分程度なら、
そこで待てるかもしれませんが、

3分となると
おやつでも出しておこうかな、
メールチェック少しできるかな、
などと、ほかのことをしてしまうんです。


そして3分は、
それほど長くはないのです。

あっと言う間に、
うっかり過ぎてしまいますので、
タイマーをセットすることを
おススメします。


キッチンタイマーがあればいいですね。

タイマーがない方は
スマホのタイマー機能を
使う手もあります。

{21F94F59-8753-439E-BDE9-013FDE343A85}




ティーバッグを使って
絶品の一杯を淹れるには、
ポイントはこの3つ。


1、マグカップを温める。
2、ティーバッグはお湯を注いたあとから沈める。
3、3分蒸らす。


出来上がった紅茶は、
きっととても香りが良くて
お部屋に広がって、
紅茶のアロマにも癒されます。


そして、旨味も甘味も
十分出た紅茶は
お砂糖無しでも美味しいです。


ティータイムのひと時を
お楽しみくださいね。