今週のラジオと映画「star sand」ご紹介 | 走れノモト

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7月3日のシネマストリートでは、
監督のロジャー・パルパースさんをゲストに迎えて映画「star sand」のご紹介をしました。


実は、英語しか話せない方かもしれないと思って、英語で原稿の準備をしていました。



ですが、日本に住んだことがあるそうで、日本語がお上手なロジャー監督!

日本の作家、監督にもお詳しく、本当にスマートで素敵な方でした!




私の英語の質問に、ロジャーさんが日本語で答えるという、不思議な場面がありました(笑)


スターサンドは沖縄のお土産でもらった方もいるかもしれませんが、星の砂。珊瑚の死骸です。


これが映画にどのようにでるかはお楽しみに✨


私は、アメリカ兵のボブが沖縄の少女ひろみに言うセリフが好きでした。


沖縄のある島、人を傷つけないことを選んだアメリカ兵と苦悩する日本の脱走兵が出会う。そして、親と離れ離れになり、一人生きる少女。洞窟の中で隠れて生きる二人の元に通う少女。
やがて三人には不思議な感情が芽生えていく。

そこへ日本兵の兄がやってきて、愛国心の強い兄は彼らを責めるのだが、、


パルパースさんはベトナム戦争に賛同出来ず、アメリカを出て、日本に来たそうです。

戦争をすること、人を殺すことは間違っている。これはきれいごとではない。と強くおっしゃった言葉。

同じ気持ちの人に出会えて私はうれしかった。

祖父や祖母の話を聞き、戦争は哀しいと思った。

多数が少数を排除するこわさを知った。

英語を勉強したいと思って、色々な国の人と出会う機会が増えて、国じゃない、人だとあらためて思った。

人と人が個人でつながれば
大事な友達のいる国との戦争はしたくないと強く思える。

そうゆう小さな繋がりが大切だと思った。


出演者も素敵な方ばかりで、日本兵は沖縄出身の満島真之介さん。音楽は坂本龍一さん。


ロジャー監督は「戦場のメリークリスマス」で助監督をされていたので親交が深く、坂本龍一さんに楽曲をお願いしたそうです。


戦場のメリークリスマスもとても好きな映画です。こちらも観てほしいです✨


日本を愛する監督の作った「star sand」是非、劇場でご覧下さい(^^)