骨を折ってからほぼ一週間が経ちました。

たらい回しになっていた病院回りに疲弊して
いましたが(この件はまた別回で)今後の治療法も決まり、やっと落ち着いてきました。
ミュージシャンの先輩から教わった超音波療法や友人に教わった酸素カプセルなども併用しながら、骨がつくのを待っています。
(治癒が早まるそうでスポーツ選手も使っているそう)

あとはやはり教えていただいたカルシウムとビタミンDとCを摂取して、日光浴。

ただ、痛みは日に日に気づくようになりました。これまで気が張ってたのかな。折った直後も痛かったけど、それより痛い気がします。
医師からも骨折はどうやっても相当痛いと言われましたが、当初から痛み止めは効かず、、

風邪の症状もあるので、イブを飲んでみたら何となく痛みも緩和されているような気がします。
私はバファリンやロキソニンよりイブが効くw


夫から、5年に一度はドカンと大きいことをやる、と言われまして、、、
このブログを遡ってみました所
2014年の夏に重い捻挫(足)をしていました笑い泣き


ブログはいい記録になると改めて思いましたので、今回の骨折ライフも自分の為に残しておこうかなと思います。

自分の不注意でしかないので、本当に情け無い話なのですが。
腕と意識のリハビリも兼ねて(頭は打ってませんがw)



5/4深夜に右肩から床へ転倒
咄嗟に指と手を守ろうとした記憶があります。

でも、打った肩からグギっと音がして、肩が折れたとすぐわかりました。
痛いし動かせないし、もうこれはダメだと。

数時間後は本番。
新しい音を掴む為、これまで模索してきて手ごたえもあったのに、、
afrontierに出たかったのに、、。と慟哭。


救急車を呼び 救急外来へ (自分セルフで)
右上腕部関節に近い箇所2パーツの骨折。

医師から明日は諦めてくれと言われる。

今のところ幸い手術はしなくても大丈夫そうだが、ずれが酷くなったら手術。絶対安静。
3週間は痛みがある。
全治2〜3ヶ月、、もしくはそれ以上。

明日の演奏の件については自己責任で。

夫が仕事先から病院に到着後、話し合いました。
右半身はなるべく動かさないようにし、何とか左手だけででも演奏したい気持ちが強く、夫にサポートで入ってもらうという事でいこうということに。

そして
afrontier関係者、モーションブルー関係者の方々にOKを頂き、出演させていただきました。
前日のドタバタで皆様に大変ご迷惑をおかけしてしまい本当に申し訳なかったです。




5/6のafrontierのセットリストも残して
おこうと思います。

1.Peacock's Blue
(5/15リリースのBlue Brick Loverに収録)

2.A última forte

3.Suite Plusante(新曲)

4.MPB Medley
☆Brigas nunca mais
☆Cai dentro
☆Aqui Oh!

5.褐色のマリア

6.Robe of feathers

利き手の右手が使えず、普段あまり使わない左手でどこまで弾くか。
音楽的に成立させるには、弾かない方がいいのではないか。
非常に迷いましたが、表現したい思いが勝ってしまい、結局ソロまでとってしまいました。

相当脳から指令を強く出して
相当強く歌わないと
普段使っていない左手は動かない。
フレーズのリズムが安定しない。

と、サウンドチェック時に痛感したので、かなりコントロールを意識しました。が、とても難しかったですね。。

本番前のお食事の時に、隣に座った出演者のピアニストの河野さんとのお話の中で、NYにいた頃、Gretchen Parlatoのピアニストでもある超絶ピアニストのTeylor Eigsti(私も尊敬する)に習っていた時に言われたという "マッスルメモリー" のお話。
NYのピアニストのレッスンは2タイプありTeylorのようなマッスルメモリータイプと、耳で聴いたものを弾かせるレッスンと別れると。

今の私に響き、とても印象的で、いろいろと考えさせられました。






ライブの内容としては、メンバーの力と、夫が的確に音を広げてくれたおかげで、とてもレアな骨折スペシャルLaranjaとなりました。

MCでもお話しましたが、自分的に多幸感、郷愁感、共感、共有が魅力な、大好きなMPBメドレーをやらせていただいたり(お客様の空気が変わるのを感じました)

新境地を狙った新曲もご好評いただきまして、とても嬉しかったです!

あと、思い入れの強い"褐色のマリア"はブラジルのアパレシーダ大聖堂で、いろんな感情が溢れ、2時間ほど号泣した時の想いを込めて創った曲です。

あるライブマニアの方が、この日のライブ後に、わざわざ駆け寄ってきてくださいまして、、
褐色のマリアのイントロから、その時の情景が見えて、泣きそうになりましたと、音楽って想いが伝わるんだと、音楽って凄い、と伝えてくださいました。

本当に嬉しかったです。


今回はこんな事になり、悔しい思いでいっぱいでしたが、、
元々イメージしていた完成図とはまた違ったライブとなりましたが、、


音の向こう側が伝えられただけで、もう充分幸せです。



メンバーからの強い想いが演奏に込められていて、全力で支えようとしてくれているのが、ビシビシ伝わりました。
もう有り難くて、言葉にならないです。




Fontana Folleのリーくんも来てくれました。
ドラムの直樹さんもFontanaサポーター。
次回の5/25のプチアフロンには、私は出られなくなってしまったので、夫が代打で出てくれます。
Fontanaと夫のコラボレーション。

こんな事、言えた立場ではないのですが、、
どんな風になるのか楽しみです!







人の優しさ、思いの有難さが本当に身に染みて改めて感謝する日々です。

友人からの連絡もありがたく、また、コンビニに入れば店員さんがすごい率で話しかけてくれる。
家族からの思いにも、サポートにも感謝。

人からこんなに心配してもらえて、優しくしてもらえて、思ってもらえていたんだと気づく事ができました。

貴重な日々を過ごさせてもらっています。