去る13日お昼過ぎ、佐藤弘道(体操のお兄さん)が脊髄梗塞を発症されたというニュースが友人からのLINEに入ってきました。

3年前ホームページを作った時、個人のホームページが閲覧される確率が非常に低いことを知っている私は、有名人が同じ病気にでもならない限り、認知度は上がらないなと考えたものです。

ところが、願った訳でもないのに、皮肉なことに健康が売りの有名人が突然発症したことに世の中の誰もが驚き、どんな病気?と興味を持つ結果になりました。

もしやとホームページのアクセス解析を開いた時、唖然としました。
毎日平均25人くらいのアクセスしかなく、同じ人が定期的に見てくれているのも含めて月800回位なのに、既に800人を超えていました。


正午から突然増え、見ている途中にも、どんどん増えていきました。メディアの力を見せつけられているかのようでした。

突然発症し、立てなくなり歩けなくなる怖い病気がアクセスしないまでも、2、3日テレビはそのニュースで持ちきりになりました。

私の所にも当日3つの番組から取材依頼がありました。リモート取材を受けたことで、知り合いがビックリして電話してきました。


熱はあっという間に冷め、3日目以降は急激に減り、昨日週刊誌の取材を最後に静かになりました。


それでも5日間で8000人の方がホームページを見て下さって、多くの国民が脊髄梗塞についての知識を得てくれたはずです。


この病気は年齢、男女問わず、健康に自信がある無しに関わらず、突然発症します。

人によって症状は様々ですが、運動麻痺、体幹麻痺、排泄障害、シビレ、痛み、血行不良、発汗障害、温痛覚麻痺、けいしゅく、床ずれ、筋肉欠如と大変苦痛を伴う病気です。


頸椎の脊髄を損傷した人はさらに大変な四肢麻痺に苦しみます。それでも難病指定されておらず、特定疾病にも入っていません。


つまり10歳位から64歳までの患者を介護する家族は介護だけでも大変なのに、金銭的にも悩まされるということになります。


健康は失ってみると価値の高いものと感じます。是非今を精一杯楽しんで生きてもらいたいと思います。


ひろみちお兄さんが、私のように一生車椅子で生きていかなくてすむことを、心から願っています。


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