タマノホシザクラ(絶滅危惧種) | 老爺★たけさん★備忘録

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多摩・南野の富士山<2024年11月22日撮影>

拙ブログのコメントで紹介を賜った情報ですが・・・

日本の多摩丘陵のみに生育する桜の希少種「タマノホシザクラ」のお話し。

名前を聞くのも「お初」の~浅学非才の老爺。。。

 

然らば!

ネット検索したが、今一、不明点が多い。

そんな折、グッド・タイミングに

小山内裏公園ツイッター」に「タマノホシザクラ開花」が呟かれたビックリマーク

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【タマノホシザクラの開花がはじまりました】

 内裏池上手の広場などで見られます。2004年に新種とわかった桜で、

環境省と東京都がCR(絶滅危惧ⅠA類)に指定しています。

花の裏のがく片が星形で赤っぽいのが特徴です。

 

ネット検索からのヒットで。。。

2019年3月2日 パルテノン多摩で開催(多摩市教育振興課)

文化財講演会「多摩市にも見つかった東京の固有植物タマノホシザクラ」

講師:内野秀重(長池公園園長)の資料から

         ダウン

絶滅危惧種の桜が多摩市に!

 その名も「タマノホシザクラ」 

~-明治150年事業-文化財講演会【最終回】~

 

 「タマノホシザクラ」は、花弁の基部にあるがくが赤色で 目立ち、

なおかつ先端が尖っていることから星の形に見える ことが特徴の、

2004年に正式発表された新種の桜です。 

現在自生が確認されているのは東京都八王子市、町田市、多 摩市の3市のみで

希少性が非常に高く、国及び東京都のレッ ドデータリストにおいて、

絶滅危惧ⅠA類(ごく近い将来に おける野生での絶滅の危険性が極めて高いもの)

にランクさ れています。  

 

花の「咢」が「星型」・「深紅」で「下向きに咲き」、

色は白を中心にピンクであることが必須条件であるが・・・

 

最近の桜の咢は「星型・「深紅」が多くて・・・

私の判断では識別が出来ない感がする。

 

存在場所とされている場所に行くことに決めた!

①大平公園

②小山内裏公園内裏池の上

③多摩境駅近くの「片所(かたせ)谷戸」

 

絶滅危惧種ならば街路樹・鉢植えなどはなく、自生種であろうし・・・

「名札」でもあれば納得できるのだがと淡い期待をもって出向いた。

 


①大平公園

~管理事務所もなく、地元の方に伺っても不明であった。

 

②「小山内裏公園」の「内裏池」の上にある広場

先日訪問時(3/18)、「内裏池」と「大田切池」を間違えたとき、

ここを素通りした失敗談が頭を過る。

内裏池の側に大きなコブシの樹が二本満開であり、

その先に背の低い樹木の先に桜花のような花が見える。

 

近付く・・・名札が掛かっている「タマノホシザクラ」!!

 

これが・・・絶滅危惧種の「タマノホシザクラ」ビックリマーク

~根元から直ぐに枝が張り出しており、サクラの樹の感じがしない。

これが「サクラの樹」?と言う感がする

 

早速。。。桜花の「咢」を見る

深紅の星型は?

あった!

 

 

花の正面からみる

~豪華絢爛ではなく・・・楚々とした淑やかさを感じる

 

 

③多摩境駅近くの「片所(かたそ)谷戸」

「小山内裏公園」から「尾根緑道(戦車道路)」の出て多摩境に降りる。

スシローと青山商事の横を進んで数十メートル先に、先程みたような「サクラ」が!!

金網越しに・・・何やら立札が!

片所(かたそ)谷戸<町田市>に到着。

(現在は「小山ケ丘3号緑地」で、夏は「ホタル」で有名)。

 

ここ「片所谷戸」には。。。

「タマノホシザクラ」のみならず「ヤブザクラ」もあるらしいが、

説明文から判断するも見当もつかない。

 

金網越しの「案内立札」

 

上部案内

 

下部「比較写真」~並列されると成程!も個別表示では間違いそう?

 

 

金網越しでは写真も撮り辛く、

裏手に迂回して金網の中に入れないかを模索すると、

造成中の道路の側に入口があった。


 

階段を降りて、先程の「タマノホシザクラ」のあった頂上部へと歩を進める。

金網の中に来た!!

 

 

「タマノホシザクラ」

 

 

 

 

ヤブザクラ

どうも・・・「違いの分かる男」にはなり切れない老爺が居た!

名札を信じよう・・・

 

「咢」は赤く先は丸い

 

 

―END(終わり)―