拙ブログのコメントで紹介を賜った情報ですが・・・
日本の多摩丘陵のみに生育する桜の希少種「タマノホシザクラ」のお話し。
名前を聞くのも「お初」の~浅学非才の老爺。。。
然らば!
ネット検索したが、今一、不明点が多い。
そんな折、グッド・タイミングに
「小山内裏公園ツイッター」に「タマノホシザクラ開花」が呟かれた
【タマノホシザクラの開花がはじまりました】
内裏池上手の広場などで見られます。2004年に新種とわかった桜で、
環境省と東京都がCR(絶滅危惧ⅠA類)に指定しています。
花の裏のがく片が星形で赤っぽいのが特徴です。
ネット検索からのヒットで。。。
2019年3月2日 パルテノン多摩で開催(多摩市教育振興課)
文化財講演会「多摩市にも見つかった東京の固有植物タマノホシザクラ」
講師:内野秀重(長池公園園長)の資料から
絶滅危惧種の桜が多摩市に!
その名も「タマノホシザクラ」
~-明治150年事業-文化財講演会【最終回】~
「タマノホシザクラ」は、花弁の基部にあるがくが赤色で 目立ち、
なおかつ先端が尖っていることから星の形に見える ことが特徴の、
2004年に正式発表された新種の桜です。
現在自生が確認されているのは東京都八王子市、町田市、多 摩市の3市のみで
希少性が非常に高く、国及び東京都のレッ ドデータリストにおいて、
絶滅危惧ⅠA類(ごく近い将来に おける野生での絶滅の危険性が極めて高いもの)
にランクさ れています。
花の「咢」が「星型」・「深紅」で「下向きに咲き」、
色は白を中心にピンクであることが必須条件であるが・・・
最近の桜の咢は「星型・「深紅」が多くて・・・
私の判断では識別が出来ない感がする。
存在場所とされている場所に行くことに決めた!
①大平公園
②小山内裏公園内裏池の上
③多摩境駅近くの「片所(かたせ)谷戸」
絶滅危惧種ならば街路樹・鉢植えなどはなく、自生種であろうし・・・
「名札」でもあれば納得できるのだがと淡い期待をもって出向いた。
①大平公園
~管理事務所もなく、地元の方に伺っても不明であった。
②「小山内裏公園」の「内裏池」の上にある広場
先日訪問時(3/18)、「内裏池」と「大田切池」を間違えたとき、
ここを素通りした失敗談が頭を過る。
内裏池の側に大きなコブシの樹が二本満開であり、
その先に背の低い樹木の先に桜花のような花が見える。
近付く・・・名札が掛かっている「タマノホシザクラ」
これが・・・絶滅危惧種の「タマノホシザクラ」
~根元から直ぐに枝が張り出しており、サクラの樹の感じがしない。
これが「サクラの樹」?と言う感がする
早速。。。桜花の「咢」を見る
深紅の星型は?
あった!
花の正面からみる
~豪華絢爛ではなく・・・楚々とした淑やかさを感じる
③多摩境駅近くの「片所(かたそ)谷戸」
「小山内裏公園」から「尾根緑道(戦車道路)」の出て多摩境に降りる。
スシローと青山商事の横を進んで数十メートル先に、先程みたような「サクラ」が!!
金網越しに・・・何やら立札が!
片所(かたそ)谷戸<町田市>に到着。
(現在は「小山ケ丘3号緑地」で、夏は「ホタル」で有名)。
ここ「片所谷戸」には。。。
「タマノホシザクラ」のみならず「ヤブザクラ」もあるらしいが、
説明文から判断するも見当もつかない。
金網越しの「案内立札」
上部案内
下部「比較写真」~並列されると成程!も個別表示では間違いそう?
金網越しでは写真も撮り辛く、
裏手に迂回して金網の中に入れないかを模索すると、
造成中の道路の側に入口があった。
階段を降りて、先程の「タマノホシザクラ」のあった頂上部へと歩を進める。
金網の中に来た
「タマノホシザクラ」
ヤブザクラ
どうも・・・「違いの分かる男」にはなり切れない老爺が居た!
名札を信じよう・・・
「咢」は赤く先は丸い
―END(終わり)―