こんにちは。マイエフピーの菅原です。
妊娠がわかると、赤ちゃんの成長と同じくらい、自分の体のことも気になりますよね。
「もし入院や帝王切開になったらどうしよう…」「今からでも医療保険に入れるの?」
そんな不安を感じて、相談に来られる方はとても多いです。
今日は、そんな“妊娠が分かったあと”に医療保険を考えた時に、知っておきたいポイントをお伝えします。
【1】妊娠中は契約できないこともあります。
妊娠中は体の状態が大きく変化する時期です。
BMI、血圧、悪阻など…。
「妊娠していること」が理由ではなく、その他の要因で契約が難しくなるケースも少なくありません。「入りたいと思った時に入れないことがある」という点を、まず知っておくことが大切です。
【2】加入できても、妊娠・出産に関する部分は“対象外”のことも
「妊娠中」の加入の際、「子宮・卵巣及び卵管」に不担保期間(期間は、生命保険会社による)を設けるという特別条件がつくことがあります。これは、指定された期間は、指定された部位に関連する手術・入院に対して給付金は出ませんという条件がつくということです。
つまり、もし帝王切開になっても給付金は受け取れないということです。
このように、妊娠中に加入できても、**妊娠や出産に関わる部分は保障の対象外(不担保)**になることがよくあります。
契約前に、「どの範囲が対象外になるのか」「条件がつく期間」をきちんと確認しておくと、後で安心できます。
【3】医療保険に入れなくても、支えはあります
「じゃあ、何も備えられないの?」と不安になるかもしれませんが、大丈夫です。
公的な制度でも、出産や入院の費用をしっかり支えてくれる仕組みがあります。
たとえば帝王切開になっても、健康保険が使えるため自己負担は3割。
さらに「高額療養費制度」を利用すれば、医療費の上限が決まっており、想像よりも負担は抑えられます。
また、「県民共済や都民共済」といった共済制度なら、妊娠中でも加入できる場合があります。
医療保険に入れなかったとしても、共済や公的制度をうまく組み合わせることで、しっかり備えることはできます。
【4】安心して出産を迎えるために
妊娠中は、体だけでなく心もデリケートな時期です。
「知らないことで損をしたくない」「家族に負担をかけたくない」と思う気持ちは、とても自然なこと。
医療保険が難しい場合でも、今できる方法を知っておくだけで気持ちはぐっとラクになります。
健康保険・共済・貯蓄など、“自分にできる備え”を一緒に考えることが何よりの安心につながります。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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