一昨日の気分は木曜日、そして今日やっと木曜日、でも気分は金曜日。横くんです。明日も仕事あるって考えるとひどく憂鬱ですね。何回木曜日と金曜日やるんだよ。
さて、先日話したボウリングの玉を集めようと思うとお金がかかるという話。まぁ、今現在レベルどうこうはおいといて、カーリングやっている私が言うのは違う気がしますけど。
いちいち説明するのも難儀ですし、見たほうが早いと思うので、動画見てください。
1投目と2投目でボール変わってるのわかりますか?
ストライク狙うボールとスペア狙うボールを変えているんですよね。
なぜか。
曲がりが違うから。
ボウリングの玉もカーリングの石と同じで癖(というより曲がり方の違い)があって、曲がりやすいボール、曲がりにくいボール、同じ曲がりやすいでも手前から転がるか走って切れるかという違いがあります。
カーリングの石は同じ素材でそれぞれ癖がありますが、ボウリングはボールそれぞれで癖が違うというよりは、ボールの表面素材で曲がり方が変わってきます(厳密に言えばもっと細かい)。
なんとなくイメージ湧くと思うんですけど、プロボウラーの方だったりボウリング場でマイボール持っている人たちってボールを曲げているイメージがあると思うんですが、これはなぜかというと、ストライクを出しやすくするためなんですよね。
最近はそうじゃない方も増えてきましたが、基本的には右投げは左に、左投げは右に曲げます(カーリング的に言えばアウトターンしか投げない)。
となった時に、例えば右投げで左に曲がる投げ方で、右側のピンが残った時、普通に投げてしまえば曲がって右側のピンはスペア取れない可能性がでてきます。
そこで登場するのが曲がらないボール。スペアボールとかカバーボールという言い方をします。
このボールは曲がりが極薄なので、例え左に曲がる投げ方をしていてもほとんど曲がらずに右側のピンを取ることができます。
これだけに限らず曲り方がたくさんあるしあげればキリがないので、全てに対応したボールを揃えようとするとお金がかかりすぎてしまうという話です。
まぁ、もちろん、回転数を少なくするとか回転軸をズラすとかすると曲がりの強弱や曲がり方を変えることができますが、投げ方を変えことはフォームの不安定さに繋がっていきますからね。だったらボールを変えて対処した方がいいという感じなんですかねきっと。
ついでに、ボールの回転数を減らすことはボールの回転のエネルギーが無くなる分、ピンを倒す力も弱くなりますし、なら強い回転のまま曲がりをボールで調整してストライクが続くほうがいいし。
私も(普通に投げても弱い回転だけど)回転数を減らすこととか回転軸をズラす投げ方というのはどうしようもないときは実施したこともありますが、ボールの勢いがなくなってピンに当たり負けするとか、特に回転軸がいつも通りに戻れなくそれで癖が付いてしまったときもありましたし…。
いや、マジでなんの話だよって感じだけど。
こう見ると、カーリングもエッジの表面素材で滑り方とか曲がり方とか変わると面白そうだね。作戦の幅とかも変わってきそう。多分そういうことやれないけど。