さて、今日から韓国商材輸入編に移ります。
韓国エンタメを経験していた私は、
会社から新事業を立ち上げるという任務を仰せつかった。
まだまだ韓流真っ只中で、奥様方の韓国LOVEの気持ちは継続している。
そんな中、韓国の商材を見つけるために色々な企業にアポを取り、
1週間で10社近くの方達とお会いした。
いわゆる財閥系会社から、財閥ではないとしても大手の会社に赴き、
輸出專門部署の担当の方々のプレゼンを受け、自社製品をアピールを
お聞きした。
大会社の方はサラリーマンなので商品のアピールをすればいいのだが、
小会社の場合は、会社のプレゼンから始まる。
当社には、
韓国●位の●●(韓国財閥系会社)にいた社員が●人います・・・
このように、いかに財閥系に入社し、そこで働いていたことが
韓国では誇らしいか、よく理解できる。
某財閥系の会社では、開発者とも言える研究者達にプレゼンを受けた。
30代前半の若さだが、それはそれは優秀な方達だと想像はでき、
顔が賢さを物語ってる・・というのは事実だと思った瞬間だ。
そりゃ、あの赤坂の韓国バーに入り浸ってたチャラ男とは違う。
韓国では(その当時)芸能界はまだまだ下に見られていて、
教授とか研究者などが尊敬される職業だとも聞いたが、
確かに、顔+雰囲気で判断するならば、その通りだ。
海千山千で、一発あてようとする輩と、
1流企業の研究者とでは雲泥の差。
なので、ここで取引を開始した人達は、どんなに小会社の方々でも
某財閥系会社勤務経験があるので、
やはり約束は守ってくれたし、安心できる。
そして韓国人特有の見栄っ張りさで、
儲かってるのか儲かってないのかはわからないが、
事務所は当然のように江南。
韓国に毎月出張に行っては、楽しく美味しいものを食べさせてもらい、
話に花が咲いた。
この仕事を1年ほどした頃、
やはり韓国だ・・・・・
会社は解散、
それも社長が使い込み?をしたとかで・・
しかし、財閥系会社勤務経験者がその権利を買い取り、
ちゃんと引き継ぎをしたことも連絡が来て、
この方とは今だに交流がある。
こういっちゃなんだが、
日本のように小さい会社がベンチャーでビッグになる・・
というサクセスストーリーは
なかなか難しいかもしれない。
何故ならば良識と常識と頭脳を持つ韓国人は
やはり1回は大会社へ入る。
親がこぞって有名大学に入らせたがる気持ちもわからないでもない。
だって、有名大学に入らなければ大会社に入れない。
小さな会社では詐欺師同様のことをする人間に育ってしまうのだから。
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