” 普通 ”とか” 当たり前 ”とか、一体何なんだろうと考えた時期があった。
自分の普通が普通じゃなくて、普通を作りたいわけじゃなかったけど、普通がいやでもなかったし、そうすると自分から作り出されるものの好き嫌いが判断できなくなって、見事に自分に自信がなくなった。
立ち直るまでには少し時間がかかって、一ヶ月間泣き続けて、その間は、大切な人からの言葉や、言葉よりもあたたかな優しささえも信じる勇気すらどこかへ消えた。
だけど、今はこうして前に進めている。
きっとどんな時も、私を信じて励まし続けてくれた人がいたから。
それに、大量の涙が心を綺麗にしてくれたのだと思う。
この時の一ヶ月間の涙の量に負けないくらいの涙を、ついこの間、２時間くらいで流した。
でも今度は、優しさに触れたあたたかい涙。
実は先月、友人のライブがあって福井まで行ったのだけど（ヘア担当させてもらいました）、その時ライブでライブペインティングをされていた門秀彦さんのイラストにやられてしまったのだ。
「なんで泣いてしまったのか」
「私は泣きたかったのか」
そんな事は考える暇もなく、
ただその絵ができあがる様を観ているだけで、
心が解放されて２時間号泣。
困った。
完全に心奪われています。
その日は、一日中メンバーの皆さんと行動を共にしていたので、門さんともお話もさせてもらったのだけど、彼には、言葉で繕った想いは、全く通じない。
薄っぺらい生き物だと見つけてもらえないのではないかと思うくらい、その本質をみて話しているような気がした。" 本気で生きていないと会えない人 ” なんだなって私は感じている。
そして、
彼が人間として生まれてた意味がそこにはあるような気がする。
門秀彦さん。
本当に素晴らしい人に出会えてよかったです。
私も私と出会った人にそう思ってもらえるような、人間になっていこう。
辛いことや悲しいことがあっても、いつでも最高の笑顔で生きてゆきたい。
ありがとう、福井県。
そして、こんな素敵な出会いを私にくれた素晴らしきシンガーソングライター 横田はるな。
あなたには感謝してもしきれないです！！
本当にありがとう。