今年初の観劇は
昨年から気になっていた作品を

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ご訪問ありがとうございます

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もっと早く気づけば…
チケットも少しお安く取れたのですが
ふと、思い立ったのです(笑)
スケジュールを確認したところ
ピンポイントで空いているぞ!
ってことで

でも実は…
直前まで
コロナ感染症のため
数日間公演が休止していたようです
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舞台【hana―1970、コザが燃えた日―】
作:畑澤聖悟
演出:栗山民也
東京芸術劇場 Playhouse
数年前に沖縄を題材にした舞台を経験して
リゾート地ではない
“沖縄”に興味・関心を持ち
その関係で
沖縄の地を初めて訪れたのは
その舞台の取材旅行として、でした
そして
4月の舞台『新パラシュート』では
終戦間際~戦後を描きます
が
沖縄では
戦争は終わっていないし
今も続いている
米軍基地
というこの存在は
そのひとつに過ぎない
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さて
“hana―1970、コザが燃えた日”
この作品で取り上げたのはコザ騒動
コザ騒動のこと
実はあまりよく分かっていなかった
ひとつの“家族”から見た沖縄
根深く、奥深い
そして
この作品のナナコという存在が
何とも切ない
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血の繋がらない家族について
沖縄戦での出来事を通して語られる
“家族”のかたち
4月の新パラシュートでは
主人公である
赤紙を破いた青年の兄は徴兵で沖縄戦へ
その嫁がワタシの演じる役
勿論、沖縄で何が起こっているのか
知る由もないのだけれど
何か、繋がりを感じます
hanaでのおかあの存在が
ひとりの人間として、また女性として
生かされ
どう生きるか
どう生きていくのか
この時代のように
芯のある強さと篤さ
そして、危うさ
自分という感情を押し殺し
強くならざるを得なかったのだろう
本当に悲しい時程
涙は出ないそうだ
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1970年12月20日 コザ騒動
1972年5月15日 沖縄返還
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2022年、沖縄返還(本土復帰)50年
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劇中、久しぶりにこんな歌を耳にした

戦争を知らずに 僕らは育った

あぁ、平和ボケだ

そういえば
この前日に『東京物語』を観て号泣
14年前に観た時には無かった涙…
芝居を始めて
いつの間にか何かを捉え生まれた感情?
それとも
ただ、歳を重ねて涙もろくなった?
(笑)
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シアターΧ提携公演
平石耕一事務所 35回公演
平石耕一事務所20周年記念・第一弾
『新パラシュート』
【作・演出】平石耕一
【公演】2022年4月7日(木)~10日(日)
7日(木) 18:30
8日(金) 14:00
9日(土) 13:00/17:30
10日(日) 13:00
【劇場】
シアターΧ(カイ)
(JR両国駅徒歩約3分/都営大江戸線両国駅徒歩約8分)
【キャスト】
内田 尋子
二瓶 美江
桑島 義明
徳丸 滋美
高木 佑子
横山 香里
三國 志郎
中島 章次
大和田 遥奈
伊佐山 大智
根岸 光太郎
【チケット】
前売券 5,000円/当日精算 5,200円
(前売料金は4月1日までのご予約及びご入金)