日本劇作家協会

ワークショップ『せりふを読んでみよう』
 
~せりふの読み方WS~
 
 
丁度、舞台降板の頃
すっきりした気分と勢いで
色んなモノに幾つか応募
 
その中のひとつに
今回のワークショップがありました
 
 
2021年、
3.11震災から10年という節目
 
そういうことも
ひとつのきっかけになったと思います
 
 
2019年に上演された作品
 
『戯曲 福島三部作』
作:谷 賢一


この戯曲を使って
講師は劇作家(谷賢一氏)自らによる
オンラインでの3日間のワークショップ


たった3日間でしたが

芝居を創造する面白さを
久しぶりに感じることが出来
こういう作品をやりたいなと思いました


 
そのWS数日前
福島県沖で震度6強の地震
 
東京近郊に住むワタシでさえ
10年前を思い出した
 
福島県だけでなく
東北に住む方々はあの当時の恐怖を
フラッシュバックさせたに違いない
 
 
さて
 
オンライン稽古(ワークショップ)参加は
これが初めてで
どうなのかな?って思っていましたが
これはこれで成立してるんだなって思いました
 
 
机上というもどかしさか
リアルでの熱量が感じづらい
肌感覚っていうか
 
その逆も然り
伝わっている?伝えられている?のかしら。。
 
 
でもある意味
人見知りのワタシには良さそう?
 

 
この戯曲 
福島三部作の舞台は福島県であり
登場人物も福島県民
ということで
 
配役が決まり読んだところ
訛り過ぎってダメが出まして、ワタシタラー
もっと標準語に近く…
 
特に若い役だからそこまで訛らなくてもと
そのまま「はい」と収めましたが
 
う~ん、、
(一言言ってみても良かったかしら?)
 
ココなんだょね

これ1つのことだけではなく
良くも悪くも
言いたいことをごっくんしちゃう
飲み込んじゃううずまき
 
 
因みに
 
方言の参考にしたのは両親の出身でもある
父方の東北(山形県)と母方の茨城県
 
昔も今も
年配でも若い人でも訛りがバリバリなので
イメージしたんだけどな。。キョロキョロ
 
 
こんなことなら
録音しておけばよかった!!!
どんだけ訛ってたんだろうな、ワタシ爆笑
 
 

また総括では
誰ということもなかったけれど

“こもっている”という指摘があり
あ、ワタシのコトだなって思いました


自分の声が好きじゃない
読むのも下手で、直ぐ噛む
テンポも良くない…

色々あるけど改めて確認してみようと思う



今回のワークショップでは
 
作品の裏話や
劇作家からの視点
演出からの視点等
色々なお話を聞くことが出来ました
 
後日、その内容をお知らせ出来ると思います
 


 
そんなおり
 
2021年2月19日、ひとつの判決が出た
 
千葉県に避難した原発避難者の集団訴訟
逆転、原告勝訴!
 
 
また
震災から10年

意識改革を目指した
東電の社内研修・社員教育

震災から10年を目前に一巡したそうだ
 

しかし…
 

その東電
福島第一原発の地震計故障の放置だとか
破損していた等
先日の地震直後には出てこなかった問題が
今頃になって噴出している
 

政府による
国民に対する隠ぺい体質
 

意識改革

 
日本社会全体の問題
福島へと透けて見えてくる