私たちは今こそ真剣に地球文明の未来について考えなければならない。
宇宙には原因結果の法則というものがある。
これは人の感情など入り込む余地のないものだ。
ある意味では冷徹な側面がある。
私たちは今までに何度も何度も警告を受けてきた。
それは地震だったり、津波だったり、異常気象だったりするのだが、その原因を地球温暖化やCO2のせいにして、人類の所業とは無関係と思い込んできた。
人災による数々の不幸が私たちの社会を暗くしていることに、誰もが気づいているだろう。
だが、それと地球の悲鳴は無関係なものと思い込んでいる。
だが、そうではない。そうではないのだ。
地球は生きている。
地球には意識がある。大きな大きな愛の意識が。
それは人間に比べれば神と言ってもいいだろう。
その意識が愛と不調和な人類の文明に対して
否!
と叫んでいるのだ。
地球の意識の宿るのは、地球という惑星だ。
とてもとても大きな身体だ。
私たちは地球をなにか土塊のように思っているのではないか。
そうではない。そうではないのだ。
人間というちっぽけな存在にはわからない、
大きな大きな生命体なのだ。
カムチャッカの地震も、人類の警告としてとらえるべきだろう。
人類は人類のことにしか関心を持たない。
自分たちがよかれと思い、自分たちを苦しめる文明を作ってしまった。
その清算の刻限が迫ってきているのだ。
では、ちっぽけな私たちは、座して死を待つしかないのか?
そんなことはない。人類の集合体には、大きなポテンシャルが宿っている。
なにしろ、地球に70億からの人間たちがひしめき合っているのだ。
これが一致団結したら、不可能を可能にすることは造作もないだろう。
私はそのアクションが祈りだと思っている。
地球に生かされていない人はいない。
みなが地球からの恩恵を享受して、毎日、毎瞬を過ごしている。
そのことに対する感謝を忘れて。
そのことに気づくことから、すべては変わるだろう。
地球に与えられていることに感謝して、
地球の愛の波動に同調する生き方をしよう。
そう、今、この瞬間から。