イスラエルの夜空にイランが放ったミサイルの光が見えたとき、思ったんだ。

あ、これで世界は終わるって。


津波に呑み込まれたとき、思ったよ。

これは世界の終わりだと。


量子力学は、世界というのは自分が見ようとしたときに現れる。自分が見ていない世界は存在しない。というけど。


自分に見える世界と、神様が見てる世界があってさ。


自分に見える世界って、自分だけのオリジナルなもので、

自分が死ねば、消えてなくなる。


自殺する人は、自分が見てる世界から逃げたくなって、自殺するんじゃないかな。つらすぎる世界が嫌で。


でも、死んだら消えたと思っても、次の瞬間には別の世界が目の前に現れる。

それを信じられる人は多くないかもだけど。


主観的な世界観は、神様が作った多次元宇宙の一片を切り取り、自分の目の前に映し出す。

言わば、自分が映写機みたいな。

だから、量子力学は主観的世界観を証明することはできるけど、神様の見ている世界観を証明することはできない。

実験してるのはあくまでも人間だからね。


ミサイルが落ちて来なければ、あなたの目の前の世界も終わらないわけ。

津波が来なければ、あなたの目の前の世界は終わらない。

でも、来たら、いったんは終わる。

人生って絵巻物みたいなものかもね。

死んだら、ひとつの人生絵巻が終わり、

別の絵巻物が始まるんだ。


それをみんなに知ってほしいなって思う。


よっくる