『笑わぬ少女とよく笑う少年の物語』
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笑わない少女が笑うようになるまでを書いた物語。
心を閉ざして生きる少女がいました。
少年は少女のことが理解できません。
なぜ笑わないのか?
なぜ笑わないのか。
少女を笑わそうとあの手この手を使いますが、
スルーされ、
心が折れる日々。
『あの子は変わってるから』
『家庭に問題があるんじゃないの』
『関わらない方がいいよ』
親に相談しても、いいアイデアはなく。
それでも、少女のことが気になる少年は、
少女に寄り添おうとします。
いくつかの出来事があり、
少女の方にも変化のきざしが垣間見えてきた。
そして、ラストの大団円へ。
小学生の時期というのは時間がゆっくりと流れていたように思います。
わたしも陰キャで小学四年までは無口な少年でした。
自分の心の王国で遊ぶのが好きな、
内向的な少年だったと思います。
そんなわたしを変えてくれたのは
小学五年から担任になった女の先生でした。
その先生は、『みんな仲よく』を信条に
クラスのみんなが仲よくできるように
してくれました。
わたしもまわりに友人がたくさんできました。
皆が持っているやさしさを先生がうまくひきだしていたのかなと、いまになって思います。
この物語の少女のモデルは、わたしの少年時代の姿なんです。
この物語のテーマは、
自分に素直に生きてよし!
自分のありのままの姿を隠すことで、
心の岩戸に籠もっていた少女が
よく笑う少年の寄り添う愛で
岩戸から出てくるお話。
是非、少年少女のみんなに読んでほしい。
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Amazonペーパーバックでリニューアル出版しました。
初出はデザインエッグ社より出版しましたが、今回は、表紙や挿絵、後書き等を改訂しております。
絵はTwitterで活躍中の526(こじろー)さんにお願いしました。
とてもやさしい絵柄に心が萌えます(^^)
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自分の小学生時代
過去はあまり振り返りたくないものだが、
自分の小学校時代は1ー4年生はダーク期、
5ー6年生はハッピー期に大別される。
基本的に内向的な性格で、無口な少年だったダーク期。
笑わぬ少女は、この時期の私にイメージがかぶる。
ハッピー期の自分は、よく笑う少年だったので、そんまんま。
考えてみると、小学校時代の6年間だけですら、人は変われるんだということを体験していたのに驚かされる。
その後、中学高校とかなり長期間のダーク期があり、そんなことは忘れ去ってしまうのだが、自分の人生全般の視点で見れば、やはり変わってきたと言える。
人は変われるんだよ。
今がつらくても、かならず幸せになれる日がくるよ。
そういうメッセージが込められた物語。
よっくる拝