レーベンバッハの第九コンサート座間。



根本昌明さんの渾身の指揮にオーケストラが、

合唱が答えた。


本番のステージには天界から支援のエナジーが降り注ぐ。

言わば、天地のコラボレーション。


今回は、事前に根本さんに第九に込めたベートーベンの想いを事前に読み、その視点で聴いていた。


私にとって長らく第九は第四楽章がすべてだった。
第三楽章までは寝ててよし。
そんな雑な聴き方をしていたかもしれない。

無論、寝ながら音楽を聴くのはとても贅沢な時間ではあるが。


今回は、第三楽章は自分が幸せであることを喜ぶ、善人の心。

第四楽章はそれでは世界は救えないと決然と立ち、全人類的な歓喜の合唱へと。


これはベートーベンの人生でも起こったこと。
そういう心境の変化なくして、第九は作曲できなかったろう。

ベートーベンに起こったことは、私たちの人生にも起こり得ること。
第九のように、歓喜の歌で人生を締めくくれたら最高だ。
そんなことを感じさせてくれたコンサートだった。

そして、伝説は5/21 第一回世界平和音楽祭へ続く…。




よっくる