今朝は諏訪から東京出勤レッツラゴー❣️
あずさ4号に運ばれて。
今朝のフレーズは
『あそびをせんとや、生まれけむ』
平安時代末期に後白河天皇が編纂した
『梁塵秘抄』に収録されている今様(いまよう)の一節。
当時、芸能の民だった白拍子と呼ばれる男装の女性たちが舞いながら歌ったもの。
それが今様。
歌詞にはいろいろ深い意味がありそうだ。
昨晩はワールドカップの日本初戦で、
ちまたは大いに賑わった。
夜遅くまで、応援の声があちこちで聞かれたことだろう。
私は諏訪で日本酒飲みながら前半戦だけ観て、
こりゃあダメだな
と早々に寝た。
今朝起きて見れば、逆転勝利のニュース。
なんだなんだ?
なにが起こった?
スポーツは筋書きのないドラマと言われるが、
これなどはまさに
『遊び』
このために生きてる人もいるのだから。
音楽もそうだろう。
先日行われたレーベンバッハのコンサートも
多数のプロの演奏家からなる合唱団、管弦楽団が
紀尾井ホールという素晴らしいステージで
遺憾なくその技を披露した。
合唱曲の数々やベートーヴェンの『田園』には
単に『遊び』では済まされない、平和や地球の大自然への感謝の想いといったものが練り込まれている。
それが聴く人に大きな感動を与えるのだろう。
『遊びは文化』
というのは、某おもちゃメーカーの社是だが、
名言だと思う。
『あそびをせんとや、生まれけむ』