【トゥーランドット】

プッチーニのオペラが映画館で見れるとのことで
いってきました東銀座の東劇❗

ミュージカルは行くけど、オペラはほぼ行った記憶がない。

あ、オペラ龍馬ってのに、十年以上前に見に行ったな!

この作品、昔の中国が物語の舞台になってて、
トゥーランドットというのは、冷酷なお姫様の名前。
中国っぽくない名前なのが気になる。

『誰も寝てはならぬ』という歌曲が超有名で、オペラ歌手の倉原佳子さんがよく歌ってた。

ストーリーはよく知らなくて、今回通しで観て、初めて理解できた。

プッチーニが晩年に手がけたオペラ作品で、完成できずに亡くなり、友人のトスカニーニが完成させた。

登場人物にリューという老王の召使いの女性がいるんだけど、主人公の王子に片思いしてて、王子を守るために自ら命を絶つ。

これって、人魚姫と同じ悲劇じゃん!

リューのこの世では報われない一途な命がけの愛は天上の愛だ。

この世だけの幸せという物差しでは
はかれぬもの。

影のヒロインであるリューは、原作の物語には登場しないキャラクター。

プッチーニは、リューの死まで曲をつけて力尽きた。
どうしてもそこまではたどり着きたかったのだろう。

そして、残りの部分を完成させたのがトスカニーニ。

このトスカニーニ、なかなかのイケメンである。どこがイケメンかわかるエピソードがウィキペディアに書かれてたので、貼っておこう。