【主観と客観】

人は主観的な視野でこの世を生きている。

客観的事実というものはあり、

それを曲げることはできないが、

その事実に対して主観的に意味付けを行うのは自由。

だが、それはあくまでもその人の主観に過ぎない。

人に押しつけるものではない。

主観・ザ・ワールドは、そのひとが作り出すオリジナルな世界。

ひとはみな、同じ地球にいながら、それぞれの主観的世界を生きている。

たとえば、月を見たとしよう。

月はつねに地球に同じ側面を向けており、

月の裏側を見ることはできない。

これは客観的事実。

しかし、主観的には、月を見て、月の裏側を脳裏に描ける人がいる。

それは一種の超能力かもしれないが。

また、一日に多くの人が死に、

多くの人が生まれてくる。

それは客観的事実。

だが、ひとりひとりの生と死に、喜びや悲しみ、さまざまな感情がさざ波のように揺れ動くのは、主観。

客観的事実を見据えながら、

主観的世界観に遊ぶ。

それが私の地球の過ごし方。

よっくる