思考の落とし穴に落ちていませんか?


私は大丈夫、という人ほど、大丈夫じゃない。


謙虚に。大事よね。


・・・


【思考の落とし穴】


受験戦争を経験すると、いつの間にか

『正解でないとダメ』という意識になる。

・間違うと怒られる

・正解を出さないとほめてもらえない

・正解が○、それ以外は×。


見事なまでに二択の世界を刷り込まれ、染まってしまい、世の中を二元論で見るようになる。


正解主義にとらわれると柔軟な思考ができなくなる。

世の中はグレーゾーンが多く、正解だと思ったことが後になって間違いだったことに気づくことも多い。

間違わないように石橋を叩いて渡っても、石橋が老朽化してたら、ある日突然崩れさることだってある。

正解とされてきたものほど、疑ってかかるべきかもしれない。


そうは言っても、人は正解を求める生き物。

正解を探求するのは悪いことではない。

正解がこれだと決めつけると、そこに争いが生じる。

人の信じる正解は、その人にとっての主観的な世界のものだ。

それを批判しても何にもならない。

そうは思っても、それは違うよなと思うと、一言余計なことを言いたくなる。

それは自分の信じている正解で他の人を評価しているということだ。


わたしは正しい。

あなたは間違っている、と。


そこに、思考の落とし穴がある。


よっくる