【同胞(はらから)に捧ぐ】
遠きアフリカの
地において
虐殺されし
同胞(はらから)の
その無念さは
いかばかり
遠き日本に
残されし
家族の未来
楽しみに
天国の地に
旅だてり
古き日本を
守るため、
空に散華し
英雄の
気高さ、強さ
思う時
汚れなき
その魂に
永遠不滅を
感じたり
人が肉のみで
あるならば、
彼らの死を
いかにせん
彼らの死は
無駄死にか
彼らに救いは
届かぬか
もしも、
もしも、
そうならば
家族の憎しみ
いかばかり
家族の恨み
いかばかり
残されし家族まで
心は地獄に
落とされん
そして、
恨みを果たさんと、
やられたからには
やり返す
悪夢の連鎖、
続きたり
悪夢の連鎖、
続きたり
すべての人に
与えしは
永遠不滅の
魂と
神が教えて
くれました
すべての人に
与えしは
永遠不滅の
魂と
神が教えて
くれました
それがまことで
あるならば、
命散らせし
同胞(はらから)が
肉体離れし
瞬間に
神の御手に
抱かれん
神の御手に
抱かれん
それがまことで
あるならば、
肉体去りし
同胞(はらから)も
今は、天国に
迎えられ、
空から地上を
思うべし
そして
彼らが望むのは
地上におりし
家族らが
ただ幸せであるように
憎しみ捨てて
負の連鎖
断ち切り
愛に生きるべし
それが同胞(はらから)の
望むこと
それが神の
望むこと
よっくる