私は『少林寺』というカンフー映画が好き。

中国の武術家たちが出演しているので、そのカンフーアクションは本物の迫力。

しかし、それ以上に物語の設定に惹かれる。


時は、隋の末期。

暴君の悪政により国は乱れ、民は苦しんでいた。

英雄・李世民は、正義のために立ち上がり、少林寺の僧たちも味方したため、寺は戦場となった。

若き日のジェット・リー演じる主人公は、政府軍の猛者を倒し、暴君との死闘の末、打ち倒すのだった。


私は中国史の中で、三国志とこの唐の初期が特に好き。

前世でいたのではないかと思っている。


三国志の時代に天下統一に失敗したカルマを、唐建国に貢献したことで帳消しにできたのかもしれない。


少林寺では私は何をやっていただろうか。多分、門前の小僧として、習わぬ経を読んでいたにちがいない。(笑)