『リトルエルフの大冒険』
この作品を書き始めたのは、なんと2013年❗
私が作家として、一番たくさん物語を書いた年でした。
当時は出版する方法もなく、FB読者に読んでもらうためだけに、作品を書いていました。
ある意味では無私なる想いで書いていたのかもしれません。
ソラのサラからたくさんインスピレーションを送ってもらい、それをキャッチできていました。
本作はそんななかの一作品です。
当時、アニメの『愛の若草物語』のDVDボックスを中古で入手して、それを見ながら書いてました。
作者のルイーザ・メイ・オルコットとのご縁をなんとなく感じてたり。
コソコソ話ですが、若草物語のお転婆ジョーは
オルコット自身がモデルだったとか。
オルコットの少女時代は、ボストンのコンコードの森で走り回っていたらしく、本作のエルフィのモデルになってます。
当時は途中まで書き進めるも、完結には至らず、お蔵入りしてたのですが、
過去に書いた作品の棚卸しをしてたときに、これはこのまま埋もれさせるのはもったいないと思い、お友達の栗原康子さんにクラブハウスで毎週朗読をしてもらいました。
そして、作品も書き足し、継ぎ足し、なんとか完成にこぎつけることができました。
これもクラブハウスを半年間毎日配信するという、今考えると暴挙にも思えることができたからこそ、この作品を生み出せたとも言えます。
そう、はっきり言いましょう。
私は、ひとりだと自分の怠け心に負けてしまう
弱い人間であると。
ですから、人の助けは身にしみるし、ほんまにありがたいと感謝しております。
『ひとりではできなかったけど、
仲間が助けてくれた』
これは鬼滅の(まだアニメになっていない)名セリフですが、ほんとにそうなんです。
そのようにして、この世は成り立っているんです。
だから、人間とは、人の間に立つもの、ということなんですね。
もちろん、人の手助けはありますが、最後までやり遂げるのは自分自身にほかなりません。
作品を世に出すというのは、それが売れる売れないに関係なく、すごいことなんですね。
これは1巻なので、当然続きがあるはずですが、
それが出るかどうかは読者次第といったところです。
KindleのURLはこちら。
ぺーパーバック版もあります。