どんなに一生懸命生きていても、
死は、ある日突然訪れる。
死は、いつ訪れるかわからないもの。
誰にも等しく訪れるもの。
誕生と死は、この世とあの世の入り口、出口。
誕生は、この世への入り口。
死は、この世からの出口。
あの世から見ると、
誕生が、あの世からの出口になり、
死が、あの世への入り口になる。
肉体を失うことが死ならば、
死後に霊体となることは、
新たな誕生と言えるかもしれない。
死はこの世からの卒業であり、
あの世への輝かしい旅立ち。
あの世は魂のふるさとであり、
もとなる場所、
いずれ帰る場所。
生まれる前にいた場所へと戻るだけならば、
当人にとって、死は喜びとなる。
残された者にとっては、悲しみであるが。
生まれたら、おめでとうと言うように、
死んでも、おめでとう、ご苦労様と言って、送ることができるなら、
死を必要以上に悲しまずに済むかもしれない。
よっくる