日月地神示というものがある。

が、ここではその神示について語りたいわけではなく、

日と月と地について語らんとしている。


日は太陽。

月は月。

地は、大地、すなわち地球。


われわれ人間は大宇宙の神様のワンピースと言われているが、

大宇宙は広大すぎて、われわれはそれを知覚することはできない。

せいぜい宇宙の星雲や星々を見て、イメージする程度のものだ。


そこで、もっと身近な宇宙的存在である、恒星、惑星、衛星として、太陽と地球と月があり、

それらをわれわれは神格化してきた。


特に太陽は地球に生きとしいけるものが必要とする太陽エネルギーを毎日毎日、休むことなく、地上に降り注いでくれている。


人間が作り出すものにはお金がかかるが、

太陽が与えてくれるエネルギーは無償のもの。


まあ、太陽に請求書を切られたら、法外な額になるだろうが、太陽は人間ではないので、決してそのようなことはしない。


(太陽を擬人化した神話は、あくまでも物語であることに留意。)


月は地球のまわりを回る衛星であるが、

その姿は地球を見守る姿にも見える。


月はしばしば女神に例えられるが、

太陽の光を反射して地球に注ぐ、その月の光はあくまでもやさしく、われわれを照らしてくれる。


まさに母親の我が子を慈しむ光だ。


そして、地球は、われわれの踏みしめる大地であり、われわれが生かされている星である。


この星に住まう宇宙人を、地球人、と呼ぶ。


われわれはまず、地球人という意識を持たねばならないたろう。


地球に生かされている地球人であると自覚することにより、自然と地球に対する敬いや感謝の思いが湧き出してくる。


地球は、ただの土くれなんかじゃない。


生きている巨大な生命体なのだ。


よっくる