【サラとシンシアのスピトーク】
サ さあ、そんなわけで、『サラとシンシアのスピトーク』、始まり始まり~(^^)
シ えー、どうしよう。心の準備が…。
サ できてる、できてる。もう前から楽しみにしてたの、知ってるよ~。
シ そ、そんなことないもん。
サ まー、あたしが司会進行をつとめるから、おおぶねに乗った気持ちで気楽にしてね!
シ ア、アシスタントのシンシアです。しゃべるの苦手ですけど、よろしくお願いいたします。(ペコリ)
サ もー、シンシアはいつも礼儀正しいわねー。爪のアカ煎じて飲んじゃおうかしら(^^)
シ へ、へんなこと言わないで!
サ 今日は第一回なので、スピリットについておはなししまーす。
シ 二回めもあるのかしら?
サ それはリスナーの皆さん次第かもですねー(^^)
シ じゃあ、今回、がんばろうかな。
サ んー、肩の力を抜いて、リラックスした方がいいよー。がんばってもね、がんばらなくても、どっちでもいいんだよー。
シ でも、がんばるときはがんばらないといけないんじゃないの?
サ もうこれ以上がんばれないっていう人に、がんばれって言うと、がんばれませんって言われちゃうでしょ。余力のある人はがんばればいいし、ケースバイケースなのよね。
シ あ、そうかも…。
サ それでね、スピリットというのが今回のテーマなんだけど、なんで、スピリットを選んだかっていうとね、私のデビュー作が『Little Spirit Sara 小さな妖精サラ 』だからなの。
![]() | 小さな妖精サラ - スピリチュアルファンタジー (MyISBN - デザインエッグ社) 1,100円 Amazon |
シ よっくるさんの作家デビューした作品ね。
サ そうそ。あたし(サラ)がソラからインスピレーション降ろしまくって、書かせた作品だからね。
シ わたしはよっくるさんのそばでサラからのメッセージを一生懸命受け取ってたのよね。
サ そうそ。あたしとシンシアの連携プレーでよっくる作品はこの世に生まれることができたのよね。もちろん、本人がその気になったのが一番よかったけど。
シ よっくるさんがサラと一緒に過ごした前世の地、魂の故郷のインドネシアに行って、サラとのパイプが開かれたのよね。
サ まあ、それ以前からもちょくちょくインスピレーションを降ろそうとしてたんだけどね。パイプが細かったし、本人が日常に追われて、すぐ忘れちゃうから、パイプを太くするタイミングを見計らってたのよね。
シ わたしはいつもよっくるさんのそばでサポートしてたから、いつサラとちゃんと通信できるのかハラハラしていたわ。
サ 地上に生きてると、いろんな悩みとかあるじゃない? なかなかソラと繋がれなくなるのよ。地上のことにかまけてると。
シ あの頃はよっくるさんも心の学びが深まってたし、チャンスだったのよね。
サ そうそう。地上でスピリチュアルな学びを深めることで、心の純度が上がると、ソラとつながりやすくなるのよ。
シ まさになだれのごとく、サラからのインスピレーションが降りてきたから、よっくるさんもびっくりしてたみたい。
サ ケータイ開いて、無心で文字を打ってたでしょ。もちろん、彼のスピリチュアルな学びも入れてね。だから、あたしとよっくるの共同合作なのよ、あの作品は。
シ それで、スピリットのお話は?
サ そうそう、そうだったわね。本題に戻りましょ。スピリットは精霊とか霊とか魂とか、いろんな呼び方があるわね。キリスト教の祈りで『父と子と聖霊の御名(みな)において、アーメン』て言うでしょ。
人や宗教により解釈はさまざまだけど、あたしが言いたいのは、みんな、ほんとうはスピリットだということ。肉体という衣をまとったスピリットなの。だから、死ぬのはこわいことじゃない。スピリットが肉体という衣を脱ぐだけだからね。
シ そうね、その通りよ、サラ。でも、地上に生まれると、そのことを忘れてしまうし、誰も教えてくれないから、そのことに気づかないまま生きてる人が多いのよね。
サ そう、知っている人は知ってるけど、知らない人は知らない。また、それを信じる人もいるし、信じない人もいる。信じるも信じないも自由なんだけどね。
シ 神様は人間に自由を与えているから、信じないこともよしとされるのね。
サ ほんとは神様だって、信じてほしいし、気づいてほしいのだけど、じっと黙って見守っているのよね。人々が自ら気づくのを。
シ 私たちは肉体を持たないスピリットだから、スピリットという存在は当たり前なんだけど、肉体を持つと、スピリットは目に見えないから、信じられなくなっちゃう。
サ 目に見えないものを信じるか信じないか。それもひとつのお試しなのよねー。地上で生きるときに、目に見える色(しき)の世界に集中しすぎると、目に見えない空(くう)の世界を見失ってしまうのよ。それが迷うということ。地上は見える世界と見えない世界が織りなす多層的な空間だからね。片方しか見ていないと、人生の道の途中で迷子になるのよね。
シ どうすれば、見えない世界に思いをはせることができるのかしら。
サ そうねえー、見えない世界は感性で感じるものだから、自然の中で川のせせらぎや風の音に耳を傾けたり、きれいな景色を見たりすると、感性がとぎすまされていいんじゃないかしら。都会は色の世界だからね、感性も鈍るのよね。
シ 私も自然の中にいるのは大好きだったなあ。
サ でしょでしょ。自然の中には目に見えないものが静かに存在してるから、山に入れば山の神様がいるし、森には木霊がいるし、川や池には龍もいる。海には海の神様がいるし、そもそも、海自体がマザーアースのおからだの一部なのよね。山はファザーアースの一部だし。
シ 自然にはスピリットである精霊たちがたくさんいるものね。
サ そう❣️ 自然こそ、スピリットたちの住まう世界でもある。ソラにスピリットたちがいるように、地上にもスピリットたちはいる。
ソラにいるスピリットたちは、かつて地上にいた経験を持つものが多いのだけど、地上に生まれたことのないスピリットたちもいるのよね。
地上の人がその存在に気づかないだけで、スピリットの世界には数々の色とりどりの光を放つスピリットたちがいるのよ。
シ そういうことにみんなが気づけば、地上も住みやすくなるのかしら。
サ そう思うわ。少なくとも自分で自分を殺そうなんて思いはなくなると思うのよね。
シ 早くそうなりますように…。
サ そのためにこうして通信してるんだよ、あたしたち。
おしまい
2020.2.29 しるす