100日ブログの6日目です。



【天の蔵に徳を積む】



この言霊は、天理教の教祖である中山ミキさんがよく言われていたものです。


中山ミキさんは江戸末期に生まれ、裕福な農家に嫁ぎ、普通の主婦として暮らしていましたが、ある日突然神がかりとなり、


『このものをやしろにもらいうける』


と神様に宣言され、家財をすべて貧しいものに分け与え、赤貧洗うがごとき生活に堕ちました。


でも、ミキさんの説く、無学なものにもわかる教えは貧しい生活に苦しむたくさんの人々の共感を呼び、多くの人々が天理の地に集うようになるのです。


人間は死んだら終わりではないよ、あの世にお金は持っていけないよ、あの世に持っていけるのは、この世で経験して学んだことだけ、だから、よいことをすれば、徳を積むことになり、あの世にかえっても、ああいい人生を送らせていただいたと、感謝の心で魂がピカピカと輝き、天国に戻ることができるよ。


私の解釈ですが、そういう意味がこの短い言霊には込められているのだと思います。