【ドキュメンタリー映画 We are X の紹介】
この記事はネタバレを含みますので、
映画を楽しみにしている方は読まないで下さいませ。
・・・
X Japanのドキュメンタリー映画。
Yoshikiの人生を軸に、日本での成功、海外進出、Toshiの離脱、仲間の自殺など、苦難の時をくぐり、Toshiとの和解で復活し、ロックの殿堂、マジソンスクエアガーデンでのコンサートまで至る道を描く。
赤裸々な傷だらけのX Japanの姿がそこにはある。
しかし、彼らの歌は世界中の人々に受け入れられている。
人間の持つ心の内側に切り込む彼らの音楽は、多くの人々の生きる支えにもなったが、X Japanの音楽に依存する熱狂的なファンをも生み出してしまった。
Hideの自殺はそれを意図したものではなく、事故だったという。
Yoshikiもそう信じている。
父親を10歳の時に自殺でなくしたというYoshiki。
それから彼の人生は変わり、生きていることの意味を音楽を通じて探求し続けてきた。
「自殺はしてはいけない」
「本人はよくても、残された者が不幸になる」
彼のメッセージは重く心に響く。
Toshiとは幼馴染で親友だったYoshiki。
彼は心のどこかでToshiが自分の元に帰ってくるのを信じていた、待ち続けていたのかもしれない。
洗脳が解けて、親友としてYoshikiのもとに帰ってきたToshi。
そこからX Japanの復活は始まる。
よっくる