海外出張の楽しみは機内映画鑑賞である。
今回はANAに乗ったら、「花戦さ」特集だったので、観てみた。
期待に違わず、非常によい作品だった。
主演が野村萬斎というだけで、きっとよい映画に違いないと期待できるのだが、芸術性も高く、笑いや深いテーマもあり、泣かせるところもあり。
花道の源流が京都六角堂の花僧にあるのは初めて知った。我ながら不勉強であった。



「花戦さ」の劇中絵を描いている小松美羽さんのドキュメンタリーも見た。
長野出身の小松さんは「大和力を世界へ」というコンセプトで神獣の絵を描いている若手アーティスト。
海外でも高い評価を得ており、有田焼で神獣を作るなど、新ジャンルにも挑戦している。
小松さんの作品には何らかのエナジーが宿っている。
今後の活躍が楽しみなアーティストだ。