【世界の中心にいる自分と、世界の片隅にいる自分】

 

 

人はみな、自分の人生の主人公。
自分を中心に、世界は回る。

その感覚は、天動説のようなもの。
私たちは、自分という視点でしか、世界を見ることはできない。
今、ここにいる自分に見える世界は、
自分を中心とした、半径数メートルのせまい世界。
だから、もっと広い世界を見たくて、私たちは一日中、動き回るのかな。

この地球という大きな世界で、
自分を中心に織りなす世界は、
一つの小さな世界。

一人一人のまわりに、そんな小さな世界が広がり、重なり合って、大きな世界ができている。

大きな視点で見れば、私たちは世界の片隅にいるちっぽけな存在。

でも、ちっぽけな私たちのまわりには、私を中心にした小さな世界が広がっている。

そして、そんな小さな世界が集まり、大きな世界を創り出す。

世界の片隅にいながら、
世界の中心にもいる私たち。

なんて、面白い存在だろう!

 

 

よっくる