【少女の心、少年の心】
誰もが
心の中に
少女の心、
少年の心を
持っている。
それは、
インナーチャイルドかもしれないし、
ハイヤーセルフかもしれない。
少女の心、
少年の心とは、
心のありようを
いうのかもしれない。
俗世に染まらない
ピュアな心。
生まれた時から
持っている
ピカピカの心。
そうしたものかも
しれない。
私の心にも
少年が住んでいる。
心の奥の扉の向こうの世界。
そこに、その少年はいつもいる。
少年は草原をかけめぐり、
山から山へと飛翔し、
川や池を自由に泳ぎ回る。
そして、
キラキラとした瞳で
私を見つめて、
こう言うんだ。
「ねえ、
地上の人たちは
なぜ、もっと
なかよくなれないの?
なぜ、もっと
お互いを信頼しあえないのかな?
争うより、
なかよくする方が
ずっと簡単だし、
気持ちいいし、
楽しいよ。
なぜ、
そんな簡単なことが
できないのかな?」
答えを持たない私は、
黙って、目をそむける。
すると、
少年は、
私をやさしく
ハグしてくれる。
少年は、
もしかしたら、
あなたの中では
少女かもしれない。
いずれにせよ、
それは、
あなたや私の中にある
善性であり、
ピュアなハートであり、
ピカピカの心である。
道に迷い、
とまどい、
打ちひしがれる時、
そっと
心の奥の扉の向こうを
のぞいてごらん。
あなたの中の
少年が
少女が
手をふり、
エールを送ってくれるだろう。
よっくる( ̄(工) ̄)