新潟県の竜ヶ窪に12名で行ってきました。

ことの発端は、FB友達の中村由紀さんが竜ヶ窪の写真を投稿されていたのを見て、

その水のあまりの透明度に、思わず「行ってみたい!」とコメントしたことでした。

そしたら、FB友達のJULIANさんがその話に乗ってきて、最初は3人だったのが、

口コミで話が広がり、同行者が続々と現れ、さらに竜ヶ窪の近くに実家がある

鮎美愛さんとお母様や地元から車を出してくれる方々も現れて、結局、12名に

なったのでした。

 

当日は、真夏の暑いさ中でしたが、ご当地では前日に雨が降り、竜神様もお迎えして

くれるモードになっていたようで、当日はお天気もよく、しかし、さすがに新潟県、

都心に比べると気温も31度くらいで比較的過ごしやすい陽気でした。

 

私は前日の夜に居酒屋で日本酒「黒龍」をゲットして、竜神様にお供えするために

準備していたのですが、日本酒を飲んだ翌日は寝覚めがよいはずが、飲みが足らなかった

らしく、けっこうギリギリの時間に起きてしまい、最短距離の移動で上越新幹線に

乗り込んだのでした。一応、ツアーの隊長を拝命していたので、遅刻してたら、シャレに

ならんかったけど、なんとか間に合い、ほっと一息。

 

新幹線には同じ車両にツアー仲間達が7名乗り合わせていたのですが、指定券をまとめ買い

していれば、もう少しまとまった席で座れたかも・・・とちょっと反省。

(私の隣はサラリーマンのおじさんでした)

 

上越新幹線で越後湯沢まで行き、そこで乗り換えの時間にちょっとスイーツを頂きました。

越後湯沢は観光地らしく、土産物屋が充実していて、びっくりしました。

一度、立ち寄ってみたいところです。

 

そして、ローカル線に乗り換えて、十日町駅に11時すぎに到着。

ここで12名、予定通り無事合流できたのでした。

私とJULIANさんは中村由紀さんの赤い車に乗って、スピトークを楽しみながら、昼食の

おそば屋さん由屋へ。

新潟名物の海藻を練り込んだそばはボリューム満点で、大盛りを注文して航海することに・・・。

竜神様に「早く来い」とせかされて、そばがのどを通らなくなってしまった中村美穂さんとか、

女性陣が食べきれない分は男性二名(伊藤公宏さんとよっくる)ががんばったのでした。

おなかのそば竜が暴れ回る苦しさに耐えながら、一行は竜ヶ窪へ。

車がないと絶対行けない山奥の場所に、車を出してくださる方がいてよかったなあと、

しみじみ思うのでした。

 

竜ヶ窪に到着したあとは、みんなの本領発揮です。

竜ヶ窪神社の小さな本殿には、先に来ていた幼稚園の子供達がねそべっており、

その裏手の空き地でJULIANさんはさっそくライアーのダイアナをかなでるのでした。

しかし、目的地はそこではなかったらしく、奥の宮があるというので、さらに進んでいくと、

竜ヶ窪の水面に霧が立ちこめてくるではありませんか!

朝方ならともかく、昼間に霧が出るなど、普通はないとのことで、竜ヶ窪の竜神様が姿を現してくれたのだ、ということでした。

私は目の前で見ていながら、「神秘的な霧だなあ」としか感じていなかったのですが、

他の方は竜神様の姿が見えていたのでしょうか。


奥まったところが奥の院だったのですが、
せまい空間に12名入ると、それが結界のようになり、一般の観光客は恐れをなして近づいてきません。

これ幸いと、思い思いの技を披露し、祝詞やライアー、竜笛、そして踊りと、お神楽状態。

私も切り札の酒「黒龍」をお供えしました。

水に手を入れてみると、とても冷たくて、短い時間しか水に手をつけていられませんでした。

 


もうそろそろ、という時間に、鮎美愛さんが「笛が足りないって」と、竜神様のメッセージを

伝えてくれて、竜笛の追加演奏を中村美穂さんにお願いしました。

まだ慣れていないのに、その日はとてもよく笛が吹けて、本人もびっくりだったそうです。

鮎美さんはでんでん太鼓も取り出して、太鼓を打ちながら、美しく舞われます。

最後の舞で竜神様も満足されたらしく、一行は一路、竜ヶ窪温泉へ。

もちろん、その前に竜ヶ窪のお水をペットボトルにくんでいきました。

 

竜ヶ窪温泉では個室でまったりと時間をすごし、温泉につかる者、部屋に残って、「エルフの竪琴」の

Ronaさんによる朗読を聞く者、スピトークは当然ですが、いびきをかいて寝る強者も・・・。

 

皆さんのお話によると、日本各地の竜脈を整えるために、竜神様のいる場所に行って、こうした神事を

行うのが重要だそうで、日本列島を竜に見立てると、新潟のあたりは背中の部分で重要なポイントだとか。

竜神様の導きで集まったメンバーですから、相当な強者ぞろいでありました。

 

そうしてツアーは解散となり、みな、それぞれに帰途に着くのでした。

再会を約束しながら。

 

よっくる(記)