【二条城の龍】
京都の二条城の地下には、
もともと龍脈があり、
そこには古くから龍が住むと
言われる。
二条城といえば、幕末に幕府軍が司令部をおき、徳川慶喜がそこに乗り込んで指揮をとっていた場所。
かの有名な大政奉還の決定が下された場所だ。
大政奉還の案を立案し、土佐藩の後藤象二郎に託した龍馬は、慶喜がそれを採択したのを知ると、涙したという。
私は、NHKの龍馬伝を見てた頃に
大雪の京都に降り立ち、二条城のまわりをぐるりと回ったことがある。
その時はなぜそんなことをしたか、意味がわからなかったが、
どうも二条城の龍にそうさせられていたらしい。
今回、二条城近くのダンススタジオ日進月歩を借りて、倉原佳子さんと素敵な仲間たちのコラボイベントを開催したが、出演者のセレーナマリアさんに二条城の龍のことを教えてもらい、すべてはつながった。
慶喜の大政奉還は、出雲の国譲りの伝説に匹敵することであり、日本における和の精神でなされた革命の成功事例と言えるだろう。
ちなみに、二条城の南側には神泉苑があり、空海がここで雨乞いをして、善女竜王なる龍が雨を降らせたという伝説がある。
また、義経が、ここで白拍子として舞を舞った静御前を見初めたというロマンチックな逸話も残っている。
よっくるo(^▽^)o