【天災と人災】

天災と人災。
二つは相互に関連している。

天災とは、
大自然の怒り。

親が子を叱る怒り。

神の子らよ、
いたずらが過ぎるぞよと
叱る、
親神様の怒り。

親が子に
求むるは、
愛ある暮らし、
これのみ。

愛の星に住まうものとして、
まわりを愛で満たしながら
暮らせ。

ただ、
それだけを
願う。

しかるに、
神の子たる我らは、
エゴのみにて
生きんとす。

ただ、
我のみ尊し
として、
他人の不幸に
気づかぬふりをして、
暮らす。

その愛なき想いが
愛の親星を
苦しめる。

苦しさに
耐え続ける
親の愛。

だが、
それも、
無限ではない。

苦しさに
耐えかねた
親の叫びが
天災となり、
子に降りかかる。

その因(もと)を
作りしは、
神の子たる人類の
集合意識なり。

集合意識は、
一人一人の
心の有り様が
集まったもの。

ゆえに、

一人一人の心が
愛に満たされれば、

集合意識も
愛に染まり、

親神である地球意識に
愛を贈ることができる。

それが
最大の親孝行。

人が因となり、
果を結ぶ。

いい実をつけるも、
悪い実をつけるも、
人の想いと
行い次第。

天災も
もとをただせば
人の因


★★★


人災を
人が起こした災い
とするなら、

戦争は、
その最たるもの。

多くの人を殺める
業深き技を

紛争解決の手段として
人類は正当化してきた。

しかし、
そは、
人類の幼さを
示すもの。

成熟した文明においては
戦争などという
愚かな行いはない。

同じ星に
住むもの同士

地球家族として

親神より
与えられた資源を
分かち合えば、

紛争など起きない。

富を持つものが
持たざるものを
支配し、

限りある資源を
奪い合い、

権利を主張し合い、

共存共栄の義務を怠る。

それが
過去の地球人類の姿。

未来の
地球人類は、
愛の星に
住むものとして、

仲間として、

家族として、

分かち合い、

譲り合い、

ともに

弥栄(いやさか)に

栄えんとす。

過去の延長を
生きる限り、

人災はなくならず、

天災は起こり続ける。

取り返しのつかぬ事態に陥る前に、

未来に向けて、

愛の星地球に
ふさわしい

地球人類に

脱皮(メタモルフォーゼ)
しよう。

よっくる