(よ:よっくる、し:真我)

よ:真我さん、真我さん、最近、会社の仕事が鬼のように忙しいんですが、なにか意味があるんですかね?

し:あなたはどう感じている?

よ:そうですね、今まで通りでは通用しなくなっている。変わらなければ存続できない。そういう窮地に立たされていますね。

し:そうだね。その通りだ。

でも、それはあなたの会社だけではないよ。

見てごらん。今の世の中を。

そこかしこにほころびが目立ってきてるだろう。

資本主義という名の社会実験は、もうすぐ終わりが来るだろう。

マネーゲームに明け暮れ、愛を忘れたその責任は、人類が負うのだ。

原因と結果の法則は冷徹だからね。

天変地異ばかりでなく、経済の崩壊もゆるやかにではあるが、進んでいくだろう。

よ:大変な事態になりますね! 会社が倒産しないよう、がんばらないと。

し:これから世の中を建て替えていこうというのだ。

その前哨戦だと思えばいい。

何がこの世で起ころうとも、魂は永遠だ。

神様はいつもあなたを見守っている。

それだけは忘れずにいることだ。

よ:はい、そのことについては心配してません。

でも、子育てに影響するのは困るなあ。

し:あなたの守護霊や指導霊は必要なサポートを惜しまないよ。

ただ、あなたは彼らが送るインスピレーションに気づくようにしていなさい。

いろんな世の中の騒ぎに心を奪われていると、受け取れなかったり、気づかなかったりするものだ。

この世に流れる情報の多くは、まやかしだったり、作り話だったりすることを思い出しなさい。

テレビやインターネットの情報に踊らされないようにしなさい。

あなた自身の深いところ(つまり、私のことだが)とのつながりを一番大切にしなさい。

よ:はい。そうします。私はテレビや新聞の報道はあまり信用してないんで、そのへんは大丈夫です。

し:どんな人にも魂があり、心の王国がある。

それはなんぴとたりとも、壊すことはできない。

銃で撃たれたとしても、肉体の生命を奪われても、魂に傷ひとつつけることはできない。

その経験を当人の魂がどう受け止め、どう学びにするか、それだけが重要だ。

よ:もしかして、イスラム国のことを言ってるんですか?

し:そのことに限ったことではない。

人類社会は戦争の時代を繰り返してきた。

常に人の命が軽く扱われ、女子供が虐待を受け、殺されてきただろう。

でも、人の魂としての生は続くのだ。

神から与えられた魂という生命は、なんぴとたりとも、奪うことはかなわない。

本来的に、人はみな不死身なのだ。

よ:そうですよね。人命尊重は大事なことですが、それがすべてになってしまうと、対処法を間違えてしまうかもしれませんね。

し:気をつけなければならないのは、「愛として、どうか」という視点だ。

あなたが愛なら、何を選択するか。

このことが重要だ。

愛から出た行動は、素晴らしいエネルギーとなり、地球上をめぐるだろう。

この世の価値観から出た行動は、必ずしもそうはならないことに注意しなさい。

よ:人はみな、この世の価値観で物事を判断しています。

それが駄目だと言っても、なかなかわからないかもしれませんね。

し:人は自分のことにまず責任を持つことだ。

人のことは、その人に任せるしかない。

自分の人生を精一杯生きることしか、人はできないのだから。

よ:はい、わかりました。

人がどうあれ、自分の人生を精一杯生きることに邁進いたします!

(2015年1月25日)

よっくる