【未来の風】


これから吹く未来の風は、

いったいどこへと

吹いていくのだろう。

大いなる時の流れに身を任せ、

いったい、どこにたどり着くのか。

いく先の風は見えない。



やがて来る、

大きなカタストロフが

私たちを飲み込んでいく、

その時に、

心に秘めた、

神理の松明(たいまつ)を

掲げよう。



すべてを失ったときに、

本当の大切なものを知る。

本当は何も失ってはいないことを

知る。



未来の風がいずこへ吹こうとも、

それは過去にも吹いていた風であり、

過去にわれが経験した風である。

そのことを思えば、

恐れるものは何もない。

ただ、雄々しく、

風に立ち向かっていくだけ。



未来の風よ。

吹かば、吹け。

それは、かつて来た道、

そしてまた、行く道に

吹いているのだから。


よっくる(o^^o)