【人の心は泉】
人の心は泉のようなもの。
こんこんと湧き上がる思い。
愛の思い。
感謝の思い。
自分の内なる自分から
湧き上がります。
自分にうそはつけない。
ごまかしもきかない。
ただ、ありのままの自分が
自分の心の中にあり、
その愛の泉から、こんこんと
沸き上がってくるものに突き動かされて、
私たちは生きているのかもしれません。
泉のほとりにいる私と、
泉の底に座す私。
どちらも私だけれど、
泉のほとりにいる私は、
ときどき、泉の存在を忘れがちになる。
そうして、現実世界に疲れ果て、
泉のほとりに戻ってくる。
泉をのぞくと、
いつものように、内なる自分がいて、
私を見て、にっこりと微笑む。
私はうれしくなって、泉の中に
ちゃぷん
と、手を入れてみる。
泉はとても冷たくて、
でも、暖かい。
この泉はなにでできているの?
そう質問すると、
あなたの愛でできているのです
と泉のヌシが答える。
ああ、そうか、
私かあ、と思いながら、
そんなこと、忘れていたなあと、ひざを抱える。
憂き世に住むのは、つらいことが多いけど、
ここに来ると、安心できる。
そして、また、この世の人生に立ち向かう
勇気を得るのです。
ここは、聖なる泉。
あなただけの、愛の湧き出る泉。
よっくる(^ω^)